「配給車」とは?「ドクターイエロー」とは?
配給車とは何ぞや。
おはようございます。転職博士です。
「配給車」
皆さんはこの名前を聞いたことがありますでしょうか?
鉄道車両には、旅客用、貨物用の営業車の他に、工事、維持管理等の事業車と呼ばれる裏方の車両が存在します。
その代表的な存在が
「ドクターイエロー」
と呼ばれる黄色い新幹線でしょう。走行しながら軌道や架線の状態などを検査するやつです。
その他、レール輸送車や事故処理等に出動する救援車、各種試験に供される試験車両などが存在するようです。
で、配給車とは?

コイツです。

トラックですね

上から。

荷台に車輪やモーター等を載せて、工場や基地を結ぶトラックそのものの使い方をする車両でした。

1両当り荷台(無ガイ室とよばれる)に8トン積める様です。
この様な部品の輸送が本当のトラック輸送になったり、車齢が50年以上になっている為、今年度で引退するという事で、この鉄道博物館で特別展示をする事になった様です。

端正な顔立ちですね。
さすが通勤車からの改造車

昔大阪駅の環状線ホームで、電車を待っているとコイツが入線してきてびっくりした事があります。
この2両が引退する事で、「配給車」という分類が消滅する様です。
半世紀にわたり、お疲れ様でした。
おまけ

コイツにもお世話になりました。
この通勤車系統が改造前の姿です。