転職博士が解説!!転職回数が多いと転職に不利?

転職回数が多いという不合格理由

お仕事が決まらない方の理由の一つに「転職回数が多い」というケースが有ります。

これについて、私の見解を書きたいと思います。

おはようございます。自分自身の転職回数も多い、転職博士です。

「転職回数」

転職回数が影響するか。

結論から申し上げて「するが、だからどうした」

です。

履歴書を送付し書類選考する中で、転職歴が多いという理由で返送する企業様もいらっしゃいます。

これにつきましては

「同じ会社に定着が難しい」

「飽きやすい」

といったネガティブイメージを持っているからなのでしょう。

中途採用で人を1人雇うには皆さんが思っている以上にお金がかかっています。

そんな中、すぐに退職されてしまっては、採用コストの無駄使いになってしまうので

慎重になるのは仕方ありませんね

転職回数を気にしない企業が増えている

しかしここ最近では、転職回数にこだわらない会社が増えつつあるのが実感です。

では、そういった会社は、経歴書の何を読み取り、面接で何を知りたいのか。

転職の経緯や面接次第では、逆に強みとなる事もあるのです。

やはり企業側としては

「転職してきた理由」

これを知りたいところです。

キャリアアップを図りたいが、社内では規模的、体制的に環境が無い

組織変更や部門休廃止

組織そのものの消滅、吸収等

給与未払い等

様々な理由があります

能力不足で会社から冷遇された

これは採用担当者も構える理由になります。

当時の環境がキャリアアップに向かず、もっと仕事術を学びたかったから、と言い換えましょう。

人間関係その他

ここで注意したいのは、同僚、社風、上下関係が合わないから退職したケースや、パワハラ・嫌がらせ・不当労働行為等の影響で退職を余儀なくされたケースにおいても、在籍していた会社の非難、悪口、ただただ被害者を強調する行為はやめましょう。

「何かあって自社を辞める時も、こういう悪態をつくのだな」と、担当者に余計な想像をさせてしまうのです。

どうしても過去の被害を伝えたい時は、極めて冷静、客観的に、起こった事象のみを淡々と語る事で、逆にいい評価を戴ける事も有ります。

前職の企業秘密を交えた会話は致命的にNGです。

実際、会社の転職回数に応じた機密コレクターの様な印象を与える方が散見します。

転職先が一貫して同じ業界、職種というのは、アピールの仕方で逆に強みになります。

転職毎に、より仕事の専門性を高めていけた事等を強調しましょう。

ここ最近では、転職回数を気にしない企業様も多くなっている様な気が致します。

また、回数=経験値と捉える向きもありますし、現在どれ程数多くの求人サイトやエージェントが存在するかを考えた時、現在の転職市場が充実し、複数回転職も珍しくは無くなったと見て良いし、転職のハードルも下がり、転職回数も増えるのは当然の結果でしょう。

ですので、もっと回数をウリにしましょうという事になります。

個人の努力にゆだねられますが、アピール方法に誠実さを感じさせられれば面接の壁を突破出来ます。

コンプレックスに感じているままだと表情や会話に影響します。

そして、どうしてもその会社に入りたければ、面接の終盤に

「御社で転職を最後にしたい」

とまで言い切りでいいでしょう。

自身の過去の経歴に誇りと情熱を、もっと持ちましょう。

企業様には更なる転職チャンスの機会を戴きたく。

皆様に良き仕事の出会いを。企業様には良き人財との出会いを。

おまけ

私、この27年で6回会社を変わっています。

新卒で入社した1社を覗いて全て会社間の横繋がりです。関わらせて戴けたこれまでの会社には感謝しかありません。

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