父との久しぶりの語らい
父からホワイトデーのお菓子を貰いました。
こんばんは。転職博士です。
「父と久々の語らい」
父から電話が入りました。
「今から会社に『洋菓子』を持って行こうと思うのや」
コロナを気にして、正月も会わなかった父が、どういった風の吹き回しやろか?
「いや、ホワイトデーのお返し買いに行ったらな、慎太郎(私の名前)の会社の皆さんにも何か買って行こうと思って、もう洋菓子買ってあるんや」
そうか、ほんなら近くまで来たら連絡するんやで。と伝え、程なくして父が来ました。
「電車乗って遠出するのは久し振りや」
僅か15分程地下鉄で移動するのも遠出になるのか。
身体も一回り小さくなった様な気がし、改めて歳を取ったなと思います。
「暖かくなって来たしまだ身体が動くうちにな」
それだけで出て来れたのか。
昼御飯は要らないというので、近くの喫茶店でゆっくり話す事にしました。
「久し振りに遠出するのもええもんやな」
そう言って、好きなコーヒーをすすります。
一時間近く、過去の思い出話や、近況なども話しながらあっという間に時間が過ぎました。
昔は暴君か軍曹の様な勢いだった父も、今年83歳を迎えるに、随分丸くなったな、憑き物が取れた様な穏やかな表情になったなと、感慨深いです。
何が親孝行か、未だに分かりませんが、出来うる事はしていきたいと改めて思った次第です。
おまけ
持って来た「洋菓子」とは、和菓子店のバームクーヘンでした。