建設業 若手が辞めていく主な理由
おはようございます転職博士です
本日は、建設業の若手がやめていく主な理由について記事を書きます
建設業界の高齢化が止まらない
建設業界に従事しているスタッフで29歳以下は全体の1割しかいないといわれており
対して55歳以上の人材は3割もいると言われています
これは、単純に言うと10人いたら1人が29歳以下で6人が30歳〜54歳で3人が55歳以上ということですね!
こう考えると本当に若手人材は少ないですよね💦
これだけ貴重な若手人材ですが、いざ入社してきても定着率は良くなく
退社していく人材も多くいます
若手が退職していく主な理由
せっかく建設業界を志望してきて入社してきたにもかかわらず
なぜ退社することになるのでしょうか
今回は、3つの主な理由を紹介できればと思います
遊び盛りには厳しい、何もない地方への出張
1つ目の理由は、地方への出張です
業界の特色上、「現場での勤務」となるため
着任する現場によって勤務地が変わって行きます
特に、土木の業界は河川や橋梁トンネルといったアクセスが悪くなりがちな現場への配属が多いため
山間部や地方への出張が増えます
20代の遊び盛りにまわりに何もない地方への出張はこたえますよね
入社時には出張を覚悟していたとしても
いざ行ってみると、18時に仕事が終わったとしても辺りが真っ暗で現場と宿舎の往復になりがちで
コンビニやスーパーに行くにも車で30分、40分といった環境に嫌気がさしてしまい
退職を考えることにつながります
独特の雰囲気がある人間関係
2つ目は独特の雰囲気がある人間関係です
最近では、働き方改革やセクハラやパワハラに対してのの大幅な見直しがあり私を含む昭和の人間からすると
「当時では考えられないほどスタッフが守られています」
私の過去いた企業でも
・ノルマ未達による猛烈な怒号
・日が変わるまでの残業
・毎月、休日に大阪から自費で東京で行う全体会議に強制参加
これ以外にも多くのことがありました
建設業界では、他業種よりも まだ昭和のスタイルが残っており
上下関係が厳しかったり、体育会系な部分が目立ちます
学校生活でも、ほとんど怒られることのないような現在の20代の人材には
受け入れられない環境なのかもしれません
目の前で見ることも少なくない! 死傷者数の多さ
3つ目が危険さです
令和2年次の建設業に絞った労災死傷者確認数は14,977人。(厚生労働省労働基準局発表の資料(令和3年4月)による)
製造業に次いで多い数となっています。
目の前で墜落死亡現場に遭遇し次は自分かも、と恐怖を覚え職種替えに踏み切った方もいらっしゃいました。
目の前で、死亡事故や大怪我につながるような事故を見てしまうと私なら到底耐えられません
以上3つが、若手退職の主な理由でした
弊社では、建設業界でも大幅な社内改革を取り入れており
・休日数の増加
・残業時間の徹底管理
・望まない転勤や出張の相談
・徹底した安全管理
などを積極的に行っている本当に働きやすい企業の求人も多く取り揃えていますので
建設業界から離れてしまう前に一度相談して見てくださいね
問い合わせ先
TEL 06-6206-6600 (スガシラ 宛)
メール:s.sugashira@cs-engineer.co.jp
お気軽に 「ブログを見て転職相談したい」とご連絡くださいませ!