安全は全てに優先する
今年もこの日がやって来ました。
おはようございます。転職博士です。
「安全は全てに優先する」
その日は朝からスタッフのケアに向かう為、バタバタと準備をしていましたが、苦手な事務作業に手間取り、予定時間を大幅にオーバーしていました。
本来ケアを終えて現地から事務所に引き返す時間に、出発しようとしていました。
「ほんまに申し訳ない。今から事務所出るわ」
「何言うてんねん。電車止まってるで」
平成17年5月25日、午前9時18分(推定)、JR塚口〜尼崎間で起こった列車脱線転覆事故は、107人の尊い命が奪われ、562人の方が負傷される大惨事となりました。
あれから17年が経った今も、この日が来ると
「あの時自分が乗り合わせていたら」
と、そればかり考える一日を過ごしています。
考えたらどうなんだと思いますが、毎年複雑な気持ちです。
改めてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、今も後遺症と闘っておられる皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
そのような日に、信じがたいニュースが流れています。
知床遊覧船行方不明事故で、またしても多くの方が犠牲となられています。
心が痛みます。悲劇を繰り返してはならない筈なのに。
遊覧船運営会社は、JRの時もそうでしたが、旅客営業の会社として信じがたい実態が次々と明らかになって来ています。
以前取り上げた徳島のバス会社は、たとえ雨の日でも運転士に洗車を義務付けるといいいます。
そうする事で、車の不具合が分かる確率を高めるのが目的という趣旨でした。
こうした地道な考動が、安全を高めるのです。
「安全」は不断の努力が必要で、かつ全てに優先する事です。
まして人の命を預かる仕事なら尚更。
こうなれば安全推進の国民運動位やってもいいのではないかと思います。
どうか皆様、今日も、明日も、ずっとご安全に。