建設業の職人紹介(左官屋・型枠大工・鳶)

こんにちは!転職博士です。

建設業で働く職人は、現場では欠かせない存在!

職人の活躍によって、私たちが住む家や観光地として有名な建物ができあがっています。

そんな建設業の職人には、いったいどのような職種があるのか知っていますか?

そこで今回は、建設業で活躍する職人の職種について紹介します。

「建設現場でものづくりがしたい!」と考えている人は、ぜひ最後まで見てみてくださいね。

左 官 屋

左官屋とは、土や砂などを混ぜ合わせたものを

建物の壁・天井・床にコテで塗り仕上げる職人のことです。

ほかにも、レンガやブロックを積んだり、コンクリートを打ち込んだ後に

表面を綺麗に均したりするのも左官屋の仕事。

左官屋は仕上げの専門家といえますね!

また、左官屋の仕事の種類は野丁場(のちょうば)と丁場(ちょうば)の2つに分けられます。

野丁場はマンション・ビル・商業施設などの大規模な工事を行い

丁場は一般の戸建住宅の新築工事やリフォーム工事などを行います。

左官屋の必須アイテムといえば「コテ」ですが、初心者が簡単に扱えるものではありません。

左官屋の技術は実務経験を積むことで向上します。

はじめは、工務店や建設会社で勤務をするのが一般的。

ただ、実務経験を積み技術を高めることで、独立するというキャリアパスもありますよ。

建築物の外観のイメージを表現できるなど、建設業の中でも芸術的な要素がある点が左官屋の魅力です。

型 枠 大 工

型枠大工とは、型枠の組み立て・コンクリートの打ち込み・養生・型枠の解体までの

一連の作業を行う職人のことです。

型枠大工の業務は、ベニヤ板を決められた寸法通りにカットし

型枠パネルをつくることから始まります。

あらかじめ型枠を設置する場所の墨出しを行い型枠パネルを取り付け

型枠のはらみがないように、しっかりと締め付けます。

施工誤差は数ミリであるため、型枠の寸法や取り付け位置に注意しなければなりません。

コンクリートを打ち込み中は、金槌でベニヤ板を叩き隙間ができないようにする叩き作業も重要!

施工時期や外気温を考慮して養生し、型枠を解体します。

型枠パネルを持ち運ばなければならないため、型枠大工は常に体力を使う仕事です。

型枠大工として仕事をするためには、工務店や建設会社に勤務するのが一般的。

ただ、実務経験を積むことで独立という選択もできます。

建物の基礎になる重要な仕事を担っているのが型枠大工!

型枠大工は建物をつくるためには欠かせないため、やりがいのある職種といえますね。

鳶 職

鳶職とは、仮囲いの設置・足場の組み立て・鉄骨の組み立て・橋梁仮設など

建設工事の中でも高所作業を行う職人のことです。

高所作業では墜落・転落の危険性があるため、安全対策には十分注意して作業を行わなければなりません。

鳶職の仕事は、野丁場と丁場の2種類に分けられます。

野丁場鳶はゼネコンの元で仕事を行い、丁場鳶は建設会社や工務店などの仕事を行います。

足場材・鉄骨など、重量物を取り扱うことが多いのも鳶職の特徴。

体力を使う仕事ですが、建設現場の花形ともいわれている職種が鳶職です!

また、クレーン等を使用して重量物を運搬したり設置したりすることも。

スケールの大きな仕事に間近で関われるのが鳶職の最大の魅力です。

一般的には建設会社に勤務し、実務経験を積みながらスキルを習得していきます。

実務経験を積んだり資格を取得したりして、独立する人もいますよ。

ま と め

職人は、まさに現場のプロ!

近年は、職人の高齢化や若手技能者の確保が課題となっていますが

職人は未経験からでもチャレンジできます。

はじめは、技術面だけではなく体力面でも苦労することが多いですが

現場で実務経験を積むことで一人前になれます。

ぜひ未経験から建設業でものづくりの面白さを体感してみてはいかがでしょうか?

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