現場監督1日のスケジュール
こんにちは!転職博士です。
現場監督の仕事は、発注者の対応や現場での指揮だけではありません。
実は、私たちが見えないところでも、現場監督は重要な仕事をしています。
そこで今回は、現場監督の1日のスケジュールを紹介します。
さっそく、現場監督はどのような仕事をしているのか見ていきましょう!
朝 礼
「おはようございます!」
まずは、現場にいる人たちに挨拶をしてから朝礼を始めます。
各協力会社の職長から、その日の作業内容・作業人数・注意事項などを説明してもらい
全員で作業内容の確認をします。
資材や機材を積載した搬入車両があれば、搬入時間と台数を周知することも現場監督が行わなければいけません。
もし、発注者や自社の安全パトロールなどがある場合は、朝礼時にあらかじめ作業員に伝えます。
朝礼は、どの現場でも新入社員や若手社員が担当することが多いです。
会社や現場の規模によって朝礼の方法は異なりますが、朝礼は大きな声で誰でもわかるように説明することが大切!
巡 回
現場監督は、各作業場を巡回することも重要な業務です。
工程通りに作業が進められているか、遅れがないかを確認します。
安全な作業環境か、作業員が危険な作業をしていないかなど安全面も確認しなければなりません。
もし、安全面に問題がある場合は、早めに対策を行い是正する必要があります。
また、必要な工事写真を撮影するのも現場監督の業務!
巡回では、現場状況を正確に把握するためにも、作業員と積極的にコミュニケーションをとることが重要です。
打 ち 合 わ せ
お昼休憩の前や後に昼例と呼ばれる打ち合わせを行います。
朝礼と似ていますが、昼例は作業員全員で行うものではなく、各協力会社の職長を交えて行う場合が多いです。
はじめに、午前中の作業に関して進捗を確認します。
各作業場の作業の進捗によって調整が必要かどうかを考える必要があるため、打ち合わせは綿密に行う必要があります。
危険箇所がある場合は、どのように対策するのかを周知することも大切です。
次に、翌日の作業内容と作業人数の確認を行います。
資材や機材が搬入される場合は、搬入時間と車両の台数の周知を行うことも重要です!
事 務 作 業
現場監督は、事務作業も大切な仕事。
現場監督が行う事務作業はいくつかあります。
たとえば、現場を巡回した際に撮影した工事写真を整理したり、作業報告書を作成したりします。
発注者や協力業者と打ち合わせの予定がある場合は、打ち合わせに必要な書類を作成することもありますよ。
ほかにも、今後の工事で使用する資材や機材を早めに発注することも必要!
協力業者への伝達事項がある場合は、忘れずに電話やメールなどをしておきます。
最後に、翌日の作業を確認し準備が完了したら事務作業を終えましょう。
ま と め
今回は、現場監督の1日のスケジュールを紹介しました。
現場監督は建設に関する知識や経験だけではなく、人との関わり方や説明能力などさまざまなスキルが求められます。
時には自然災害などの難題に直面することもあるでしょう。
しかし、1人ではなく多くの人と支え合って、1つの工事に向き合えるのが現場監督の仕事の特徴です。
「建設業界で幅広い業務をしてみたい!」と考えている人は、ぜひ現場監督としてキャリアを積んでみてはいかがでしょうか?