建設業の派遣社員は何歳まで働ける?

こんにちは!転職博士です。

建設業では、正社員だけではなく派遣として活躍している人もいます。

「でも、年齢制限ってあるの?」と疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、建設業の派遣は何歳まで働けるのかについて解説します。

建 設 業 の 派 遣 に は 年 齢 制 限 は な い

結論からいうと、建設業の派遣には年齢制限がなく何歳でも仕事ができます。

雇用対策法によって、派遣社員の年齢制限は禁止されています。

また、正社員の場合は定年制が定められている場合が多いですが、派遣社員の場合は定年制が定められていません。

そのため、派遣社員の場合は年齢に関係なく、何歳まででも仕事ができます。

実際に、弊社では79歳の設計積算職が活躍しています。

さらに、施工管理業務に携わっている77歳の建築施工管理技士や71歳の土木施工管理技士もいますよ!

建設業には年齢制限がないため、これまで培った経験をフルに生かして業務ができるのが魅力ではないでしょうか。

高 年 齢 労 働 者 が 気 を つ け る ポ イ ン ト

建設業の派遣は年齢制限がない一方で、高年齢労働者の場合は業務を行う上で気をつけなければならないこともあります。

そこで、高年齢労働者が気をつけるポイントについて解説します。

高所作業

高所作業とは、地上から2m以上で行う作業のことです。

高年齢労働者は、若年齢労働者に比べて筋力や平衡感覚が低下しています。

そのため、高所作業による高所からの転落・墜落災害の危険性が高まってしまうのです。

高所作業は18歳未満の場合に禁止されていますが上限はありません。

しかし、多くの建設現場では高年齢労働者に高所作業をさせない場合があります。

「今まで事故や怪我がなかったから大丈夫だ」と思わず、労働災害を発生させないように無理のない範囲で作業を行うことが重要です。

熱中症

夏の建設現場といえば、熱中症による労働災害があげられます。

高年齢労働者は、若年齢労働者に比べて暑さを感じにくくなるため、熱中症の発生リスクが高まります。

年齢に関係なく、夏の建設現場においては「無理のない範囲で作業を行う」「こまめに休憩する」ことは重要ですが、高年齢労働者の場合はより意識して対策をしなければなりません。

暑さ指数(WBGT)を活用した熱中症の予防対策を実施することは必須。

さらに、その日の体調に合わせて業務を行うようにしましょう!

ま と め

今回は、建設業の派遣は何歳まで働けるのかについて解説しました。

「もう何歳だから無理かな」と、年齢を理由に建設業で仕事をするのを諦める必要はありません!

経験工学と呼ばれている建設業の仕事だからこそ、知識やスキルを持ったベテラン社員は貴重な存在です。

ぜひ、建設業で長く活躍できる「派遣」という働き方を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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