世界最大の建設会社はどこ?
こんにちは!転職博士です。
建設会社は、私たちの街のシンボルとなる大きな建物をつくったり、生活に欠かせない社会インフラを整備したりしています。
それぞれの会社規模はさまざまですが、世界や日本の中でもっとも大きな建設会社はどこなのか気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、世界で最大級の建設会社と日本で最大級の建設会社についてご紹介していきます!
世 界 1 位 の 建 設 会 社
世界最大の建設会社は、中国にある「中国建築」といわれています。
中国といえば「人口の数が世界で1位」「面積の大きさが世界で4位」。
さらに、建設業の市場規模は世界で1位ともいわれているほどであり、経済発展が著しいのです。
世界の建設会社における売上ランキングをみてみても、中国の建設会社6社が
ランキング50位に入るほどの売上の高さが特徴!
日本のスーパーゼネコン以上に売上をあげているともいわれています。
中国建築は、中国国内だけではなく海外事業へも力を入れており
アジアや中近東とはじめ世界各地に支店や子会社を展開しています。
代表的なプロジェクトは「中国国貿易センター二期工事」「上海浦東国際金融大廈」などです。
日 本 の 1 位 は ?
日本で最大の建設会社といえば「鹿島建設」です。
鹿島建設といえば、日本のスーパーゼネコン5社のうちの1社です。
スーパーゼネコンは、売上高1兆円を超えるゼネコンのことをいいます。
有価証券報告書(2021年4月1日〜2022年3月31日)をみてみると、
鹿島建設の売上は2,079,695(百万円)と公表されています。
鹿島建設は、土木事業・建築事業・開発事業・国内関係会社・海外関係会社と、主に5つの事業を展開しています。
2021年度における各事業の売上高の割合をみてみると、土木事業13.1%、
建築事業44.0%と全体の50%以上を占めています。
さらに、海外関係会社の売上の割合が30%!
日本だけではなく、海外にも強い建設会社といえるのではないでしょうか。
鹿島建設の実績については、土木事業は「東京国際空港(羽田空港)D滑走路」
「第二京阪道路」、建築事業は「国立新美術館」「ホテルロイヤルクラシック大阪」などがあげられます。
ま と め
今回の記事では、世界最大の建設会社と日本で1位の建設会社をご紹介しました。
一度は耳にしたことがある建設物は、実は大規模な建設会社が施工していることもあります。
普段よく通っている道路や旅行で訪れた歴史的建造物など、どのような建設会社が関わっているのかをチェックしてみるのもおすすめですよ。