施工管理で年収1000万円以上稼ぐことは可能?
こんにちは!転職博士です。
施工管理といえば、年収が高いイメージを持つ人も多いです。
「年収1000万円以上稼げる?」と疑問を持っている人のために、施工管理で年収1000万円を稼げるのかどうかを解説していきます。
施工管理の仕事に興味のある人は、ぜひ最後までご覧ください!
施 工 管 理 で 年 収 1 0 0 0 万 円 は 可 能 ?
結論からいうと、施工管理で年収1000万円以上は可能です。
令和3年分「民間給与実態統計調査(国税庁 長官官房 企画課)」によると、建設業の平均給与は511万円。
また、金融庁が公表している有価証券報告書によると、平均年収と平均年齢の関係が公表されています。
スーパーゼネコンの場合
- 鹿島建設
平均年収:11,279,551円
平均年齢:44.1歳
- 大林組
平均年収:10,249,743円
平均年齢:42.6歳
- 竹中工務店
平均年収:9,898,620円
平均年齢:44.1歳
- 清水建設
平均年収:9,779,000円
平均年齢:43.1歳
- 大成建設
平均年収:9,635,872円
平均年齢:42.9歳
準大手ゼネコンの場合(5社)
- 戸田建設
平均年収:8,766,702円
平均年齢:44.6歳
- 三井住友建設
平均年収:8,627,000円
平均年齢:46.0歳
- 五洋建設
平均年収:8,605,186円
平均年齢:41.9歳
- 熊谷組
平均年収:8,409,499円
平均年齢:44.1歳
- 西松建設
平均年収:8,350,000円
平均年齢:44.4歳
金融庁|金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム
上記の通り、スーパーゼネコンでは平均年齢である40代前半で年収1000万円を達成しています!
スーパーゼネコンと準大手ゼネコンの年収の差は100万円程度。
さらに、会社の規模が大きいほど年収は高いといえます。
建設業界は、一般的に年齢や勤続年数が長いほど給与が上がる年功序列制度が採用されている場合がほとんどです。
そのため、施工管理の中でも勤続年数が長く年齢が高い人ほど年収は高くなる傾向があります。
ど う い っ た 立 場 の人 が も ら っ て い る の か
施工管理といっても、20代の若手社員から50代や60代のベテラン社員までさまざまです。
ただ、年収1000万円を稼いでいる人は所長や現場代理人などが多いです。
所長や現場代理人として現場で活躍している人は、40代後半〜50代の人が多い傾向があります。
平均年収をもらっている人の平均年齢は、40代前半です。
つまり、所長や現場代理人クラスの人は平均年齢より高いことから、平均年収以上をもらっている可能性が高いです!
また、大規模な建設工事に携わる場合も年収が高い可能性があります。
1級土木施工管理技士の資格以外に、技術士などの高い資格を持っていると年収は上がりやすいです。
全 体 で 何 % く ら い い る か
施工管理で年収1000万円を稼ぐ割合は、およそ5%といわれています。
施工管理技士の大部分は年収が600万円程度。
所長や現場代理人など責任のあるポジションに就くことで年収1000万円を達成しやすい傾向があります!
スーパーゼネコンや準大手ゼネコンでは、30代でも年収1000万円を稼いでいる人がいるため、大規模な工事を担当することでも年収1000万円を達成できる可能性は高まります。
ま と め
今回は、施工管理で年収1000万円以上を稼げるのかどうかについて解説しました。
企業の規模・年齢・勤続年数などによって年収に差がありますが、施工管理の中でもスーパーゼネコンや準大手ゼネコンの場合は年収1000万円を達成しやすいといえます。
社会貢献度や仕事のやりがいのほかにも、年収の高さが魅力の施工管理!