建設機械の遠隔操作にプロゲーマーが役立つと注目されている
こんにちは!転職博士です。
さまざまなIT技術を導入し、大きく進化し続けている建設業界。
建設工事に欠かせないものといえば建設機械ですが、建設機械の遠隔操作に
プロゲーマーが役立つといわれているのを知っていますか?
そこで今回の記事では、建機の遠隔操作とプロゲーマーをテーマに解説していきます。
e 建 機 チ ャ レ ン ジ 大 会
2022年10月26日、一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会と千葉県房総技能センターが主催の「e建機チャレンジ大会」と呼ばれる建機の遠隔操作大会が開催されました。
どのような大会かというと、パワーショベルやダンプカーなどの建設機械を遠隔操作し、どれだけ早く土砂を運べるかを競うものです。
全5チームが参加しましたが、中にはプロのeスポーツプレイヤーとして活躍しているチームも。
建設機械があるのは千葉県大多喜町であるのに対して、遠隔操作を行ったのは約70km離れた東京都港区の六本木。
eスポーツプレイヤーとして活躍するプロゲーマーは、建設業界からも大きな注目を集めました。
建設業界の業務をしたことがない未経験者のプロゲーマーが建設業界で活躍できると証明されたイベントといえますね。
プ ロ ゲ ー マ ー に よ る 遠 隔 操 作 で 役 立 つ こ と
「人手不足」「高齢化」など、数々の課題がある建設業界。
プロゲーマーによって建機の遠隔操作が可能になったことで、他業界からの人材確保により「人手不足」「高齢化」などの課題が解決できると期待されています。
また、建設機械を遠隔操作できるようになると安全面も向上するといえますね。
災害現場での作業や復旧支援などは危険が伴いますが、遠隔操作により直接現場で作業をする必要がなくなるため、二次災害のリスクも低減します。
さらに、災害現場では一刻も早く作業を行うことが求められるため、高い操作テクニックを持つプロゲーマーは大きく役立つのではないでしょうか?
パワーショベルなどの建設機械を運転するためには、技能講習を受講し合格しなければならないという決まりがあります。
ただ、建設機械の遠隔操作に関する決まりはないため、今後の制度についても注目です。
ま と め
今回の記事では、建機の遠隔操作とプロゲーマーの活躍をテーマに解説しました。
インターネット環境と最新のIT技術を駆使することで、建設現場に向かうことなく遠隔操作で建機を操作できるようになりました。
さらに、建設業界経験者だけではなく他業界からの人材によって、建設業界はさらなる成長を遂げていくといえます。
今後も建設業界から目が離せませんね!