若手の人材獲得に向けてVRで建築現場を体験
こんにちは!転職博士です。
ゲーム業界や観光業界、医療業界など幅広い分野で活用されているVR(バーチャルリアリティ)。
そんなVRですが、実は建設業でも活用されているのです。
そこで今回は、真柄建設と金沢工業大学の共同開発で誕生したVRの活用事例にフォーカスして解説していきます。
V R を 活 用 し て 建 築 現 場 を 体 験
真柄建設と金沢工業大学は、建築現場を体験できるVRを共同開発しました。
そんなVRを活用した現場見学に参加したのは、金沢市立工業高校の建築学科の生徒40名。
今回のVRで見学できるのは建築の内装工事限定ですが、VRでは最初からすべての作業工程を見られるため建築現場をリアルに体験できるものとなりました。
建築現場については、教科書や説明だけでは理解できない部分もあるのではないでしょうか?
しかし、VRを活用した現場見学に参加することによって、建築現場について理解を深めたり知的好奇心を満たしたりすることが可能です。
実は、今回開発に携わったのは金沢工業大学 建築学部 建築学科の4年生2名。
金沢工業大学といえば、建築学部 建築学科や工学部 環境土木工学科などがあり、建築や土木を学べる環境があります。
一方、真柄建設といえば石川県金沢市に本社がある建設会社。
真柄建設の実績をいくつか紹介すると、2021年1月に完成した「R1能越道 中道路その12工事」や2021年7月に完成した「金沢市アートホール大規模改修工事」などがあります。
北陸地方だけではなく、関西地方や関東地方の建設工事を請け負っている実績のある企業です。
若 手 の 人 材 獲 得
建設業といえば、技術者・技能者の高齢化や若手の人材不足などが課題となっています。
建設業では働きやすい環境整備だけではなく、積極的にVRなどの最新技術を取り入れてきました。
「建設業で仕事をしたい!」という学生を増やすためには、まず建設業の仕事について知ってもらうことが重要です。
だからこそ、建設業の魅力を最大限に伝え若手の人材を獲得するためにも、VRの建築現場見学は大きく役立つといえます。
ま と め
今回は、真柄建設と金沢工業大学の共同開発で誕生したVRの活用事例について解説しました。
VRを活用した建築現場見学は、建設工事に関わる職員や作業員だけではなく、若手社員の教育や学生の講義などでも大きく役立ちます。
若手技術者を獲得するためにも、積極的に最新技術を取り入れていくことは重要ですね。