竹中工務店の竹中大工道具館とは
こんにちは!転職博士です。
スーパーゼネコンの1社である竹中工務店。
建築工事といえば竹中工務店をイメージする方もいるのではないでしょうか?
そんな竹中工務店が開設した竹中大工道具館は、日本の木造建築の歴史を感じられる博物館としても有名です。
そこで今回の記事では、竹中工務店の竹中大工道具館についてご紹介します!
竹 中 大 工 道 具 館 と は ?
竹中大工道具館は、1984年に設立された兵庫県神戸市にある博物館で、新神戸駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
日本で唯一の大工道具に特化した博物館であるため、建築に興味がある方や建築をより深く学びたい方にとっておすすめのスポットなのが竹中大工道具館です。
2014年10月に設立30年を迎え、移転されたことも話題になりました。
竹中大工道具館の収蔵品には、大工道具を中心に35,000点以上の史料や復元品、音映像資料などがあります。
7つのコーナーの常設展のほか、期間限定の企画展も開催!
さらに、ものづくりを楽しめるイベントや無料で参加できる講演会も開催しているため、子どもから大人まで気軽に建築に触れられるのが魅力です。
現在の建築工事では、手道具よりも電動工具を使うことが多くなり、木造建築を支えてきた手道具を知らないという方もいるのではないでしょうか?
竹中大工道具館では大工道具の収集と保存、展示がされているため、木造建築に欠かせない大工道具の歴史とものづくりの伝統を教えてくれます。
竹 中 大 工 道 具 館 の 魅 力
竹中大工道具館の魅力は、展示されている大工道具だけではありません!
注目したいのは、博物館の建築そのものです。
竹中大工道具館は、ホール内の柱をなくした「ダブルアーチ鉄骨梁」の屋根構造を採用しています。
ダブルアーチ鉄骨梁の屋根構造にすることで、多くの木材の使用が可能になったのです。
また、火災時の避難経路を確保できるようになり安全性が保たれています。
1階ホールは木材が多く床から天井までガラスが使われているため、訪れた際は博物館の建築にも注目してみてくださいね!
ま と め
今回の記事では、竹中工務店の竹中大工道具館についてご紹介しました!
日本や海外で数々の建築工事を手掛けてきた竹中工務店。
そんな竹中工務店が開設した竹中大工道具館では、日本の建築技術の素晴らしさや歴史を感じられます。
「木造建築の歴史を学びたい!」という方は、ぜひ竹中大工道具館に足を運んでみてはいかがでしょうか?