100均の工具は専門店の工具と比べてどこまで使えるか

こんにちは!転職博士です。

建設工事で欠かせないのが工具!

実は、100均でも工具が売られているのを知っていますか?

専門店に比べてリーズナブルに工具を買えるのが魅力ですよね。

今回の記事では、100均の工具が専門店の工具と比べてどこまで使えるかについて解説します!

100均に売っている工具の例

100均で売られている工具には、どのようなものがあるのでしょうか?

ここからは、代表的な工具を5つご紹介します!

メジャー

長さを測るために欠かせないメジャーですが、コンベックスやスケールと呼ばれる場合もあります。

そんなメジャーは100均でも売られています。

建設工事を行う現場監督や職人は、メジャーを腰袋に取り付けている方も多いのではないでしょうか?

メジャーは、現場で作業する方にとって馴染みのある工具ですね。

ニッパー

鉄線や銅線など、金属の切断をする際に使うものがニッパーですが、ニッパーも100均で売られています。

建設工事では番線や結束線を使う機会も多いため、ニッパーは大活躍する工具の1つですね。

足場材を結束したり工事用看板を設置したりする際、ニッパーを使ったことがある方もいるのではないでしょうか?

ハンマー

ものを叩いたり釘を打ち込んだりする際に使うのがハンマーですが、ハンマーも100均で売られていますよ。

ハンマーと一口にいっても「木ハンマー」「ゴムハンマー」「ネイルハンマー」「石頭ハンマー」など素材や用途はさまざまです。

建設工事では、釘やアンカーを打ち込む際に使ったことがある方もいるのではないでしょうか?

モンキーレンチ

電動工具を使ってボルトを締め込むことも多いですが、電動工具で作業ができない場合に使うのがモンキーレンチです。

モンキーレンチは100均でも売られています。

モンキーレンチの下あごを調節できるため、ボルトやナットの二面幅に合わせて使えるため便利な工具の1つです。

ノギス

ノギスは、長さや太さを測る際に使用する測定工具ですが、ノギスも100均で売られています。

メジャーや巻尺との違いは「円筒体の測定ができる」「外側・内側・深さなどを測定できる」ということです。

標準ノギスのほかにもデジタルノギスがあります。

デジタルノギスは、標準ノギスよりも高精度で数値を読み取らなくていいのが特徴です。

100均の工具と専門店の工具の違い

ここからは、100均の工具と専門店の工具の違いについて解説します。

「100均と専門店の工具はどちらがいいの?」と悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

メジャー

100均のメジャーも専門店のメジャーも、どちらもテープの長さは5.0m以上のものがあり、ストッパー付きのものも多いです。

100均と専門店のメジャーの違いは、JIS規格の適合品であるか否かという点です。

専門店のメジャーはJIS規格に適合している一方で、100均のメジャーはJIS規格の適合品ではありません。

そのため、100均のメジャーは精度が正しいとは言い切れないのです。

寸法を高精度で計測したい場合は、100均ではなく専門店のメジャーを使った方が安心ですね!

ニッパー

100均のニッパーと専門店のニッパーの大きな違いとしてあげられるのは、100均のニッパーは非絶縁工具であるものが多いという点です。

つまり、100均のニッパーの場合は電気工事で使用できません!

電気工事でニッパーを使用したい方は、専門店に売られている電気工事に適した絶縁ニッパーを使用しましょう。

また、100均のニッパーは「切れ味が落ちやすい」「柄が折れてしまった」などといった声もありますよ。

ハンマー

簡単なDIYなど日常生活で使う場合は、100均のハンマーでも問題がないという声もあります。

ただ、ネイルハンマーを使って釘を抜いたら曲がってしまったり、欠けてしまったりという声も。

そのため、ハンマーを建設工事で使いたい場合は専門店のハンマーがおすすめです。

専門店のハンマーならバリエーションが豊富であるため、用途に合ったハンマーを見つけやすいですよ!

モンキーレンチ

100均のモンキーレンチは、最大開口幅が小さい場合があります。

太い径のボルトやナットを回したい場合、100均のモンキーレンチでは作業ができなくなってしまいますね。

また、100均のモンキーレンチは噛み合わせがうまくいかず、山が壊れてしまうという声も。

作業効率を考えてみても、専門店のモンキーレンチを使うのがおすすめです!

ノギス

ノギスによって最小計測値が異なります。

たとえば、100均のノギスの最小計測値は1.0mmであるのに対し、専門店のノギスの最小計測値は0.05mmのものもあります。

1.0mm程度で計測すれば問題がないという場合は、100均のノギスでもいいでしょう。

精度の高さを追求する場合は、専門店のノギスを使うのがおすすめです!

まとめ

今回の記事では、100均の工具は専門店の工具と比べてどこまで使えるかについて解説しました!

100均でもさまざまな工具が売られているため、手軽に工具を買えるのが便利です。

ただ、どのような用途で使うかによって、100均の工具と専門店の工具のどちらが適しているかは変わります。

どのような目的で工具を使いたいのか明確にして、工具の購入を検討してみてくださいね!

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