現場用タブレット「建設DXスマホ」とは?

こんにちは!転職博士です。

「建設DX」とは、デジタル技術を導入することで建設業界が抱える課題の解決を目指すものです。

BIM/CIMやICT建機の活用、ドローンを使った測量などがデジタル技術としてあげられます。

さらに、近年注目されているのが「建設DXスマホ」です。

そこで今回は、建設DXスマホについて詳しく解説します!

建設DXスマホって何?

「建設DXスマホ」は、施工管理ができるスマートフォンサイズの端末です。

2014年に発売された現場用タブレット「蔵衛門」シリーズを発売した株式会社ルクレ。

そんな株式会社ルクレから、2023年3月20日に発売されたのが建設DXスマホの「蔵衛門Pocket」です。

この建設DXスマホに搭載されている機能には、次のようなものがあります。

工事写真の撮影

通常のカメラと同じように工事写真を撮影できます。

スマートフォンサイズであるため、狭い場所でも撮影しやすいのが建設DXスマホの特徴です。

図面の表示

建設DXスマホの中に図面データを保存できるため、現場でも図面の確認ができるようになります。

そのため、紙の図面を印刷して現場に持ち運ぶ必要はありません。

電子小黒板の作成

建設DXスマホから直接、電子小黒板を作成できます。

サンプルフォーマットもあるため、電子小黒板の作成をスムーズに行えます。

通話

音声通話用のSIMがあれば、通常のスマートフォンと同様に通話ができるようになります。

建設DXスマホがあれば、通話用のスマートフォンや携帯電話を持ち運ぶ必要がなくなるのが便利ですね。

建設DXスマホで実現できること

「建設DXスマホを活用することで、どのようなことが実現できるの?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

ここからは、建設DXスマホで実現できることをご紹介します!

業務の効率化・省力化

建設DXスマホを活用することで、写真や図面などのデータを共有できます。

そのため、工事担当者だけではなく所長や新人職員など関係者全員が情報を共有できるのです。

関係者全員が現場状況を把握できるようになるため、打ち合わせなどの時間を大幅に削減でき、結果的に業務の効率化につながります。

また、アナログ黒板を使用して撮影する場合、写真を撮影する職員と黒板を持つ職員の2人が必要になります。

しかし、建設DXスマホの場合はスマホ内に黒板を表示できるのです!

工事写真の撮影を1人で行えることから省力化につながります。

安全性の向上

アナログ黒板や大きめのタブレットに比べて、建設DXスマホを使用して工事写真を撮影すると安全性が向上するといえます。

足場や高所で工事写真の撮影をする場合、建設DXスマホなら無理な体勢をせずに写真を撮影できます。

工事現場では、安全に作業を行うことが何よりも重要です!

安全に作業を進めるためにも、建設DXスマホを活用していきたいものですね。

まとめ

今回は、建設DXスマホとは何か、建設DXスマホで何が実現できるのかについて解説しました!

生産性向上や人材確保などの課題がある建設業界ですが、そんな課題を解決するために建設DXが進められています。

今回ご紹介した建設DXスマホも建設業界の課題解決の一助となるもの。

現場監督の業務効率化や省力化、安全性の向上などを実現するためにも、積極的に建設DXスマホを活用していきたいですね!

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