タワーマンションの上層階は、こうやって建てている

こんにちは!転職博士です。

「日当たりが良い」「夜景が綺麗」「利便性がいい」など、毎日の暮らしを快適にしてくれるタワーマンション。

そんなタワーマンションの上層部は、いったいどのように施工されているのか気になるという方もいるのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、タワーマンションの上層階がどのように施工されているのかを解説していきます。

タワーマンションとは

そもそも、何階以上からタワーマンションと呼ぶか知っていますか?

実は、タワーマンションには明確な決まりがありません。

ただ、一般的に20階以上、高さが60mを超えるマンションのことをタワーマンションと呼びます。

タワーマンションの多くは鉄筋コンクリート造ですが、柱や梁をあらかじめ工場で製作するプレキャストコンクリート部材も注目されています。

タワーマンションの上層部の施工

タワーマンションの施工についてみていきましょう!

タワーマンションを施工する際、まずは基礎に杭を打ち込んで頑丈なものにしています。

ただ、ここで疑問に感じるのは「20階以上、高さ60m以上の場所まで柱や梁などの躯体をどのように運ぶのか』ということではないでしょうか?

そんなタワーマンションの上層部をつくりあげる際に欠かせないのがタワークレーンで、建物と同じくらい高い場所で動いているクレーンのことをいいます。

タワーマンションは東京や大阪などの大都市を中心に多く施工されていますが、タワークレーンは十分なスペースを利用できない場所でも活躍できるといった特徴があるのです。

タワークレーンは限られたスペースを利用して、必要な資材や建物を構成する部材などを揚重できます。

ちなみに、タワークレーンは次の2種類に分けられます。

マストクライミング方式

マストクライミング方式は、建物に沿うように地上にベース架台を設置し、マストを設置して上部にマストを継ぎ足していく方式です。

フロアクライミング方式

フロアクアイミング方式は、建築している建物本体にベースを固定し、その台座ごと上部に上っていく方式です。

まとめ

今回の記事では、タワーマンションの上層部がどのように施工されているのかを解説しました。

タワーマンションの上層部を施工する際に欠かせないタワークレーン。

タワークレーンは、地上から60m以上の高さまで資材を運び、タワーマンションをつくりあげています。

工事中のタワーマンションを見かけたら、ぜひタワークレーンが活躍している様子を見てみてくださいね!

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