雪深い地域での土木作業はどう進めているの?
こんにちは!転職博士です。
土木工事は1年を通して屋外で作業が進められていますが、雪深い地域での土木作業はどのように進められているか知っていますか?
そこで今回の記事では、雪深い地域の土木作業はどのように進められているのかについて解説します。
降雪地域で仕事をする予定のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
気象条件を考慮した作業工程の決定
雪深い地域の土木作業は、気象条件の変化によって作業工程に影響を受けてしまいます。
そのため、作業工程を決定する際は気象条件を考慮しなければなりません。
「想定以上の積雪量で作業が難しい」など、気象条件によって予定していた作業を中断しなければならないときもあります。
「積雪日は何日か」「積雪量はどれくらいか」など、気象条件を考慮した作業スケジュールを決定することが必要です。
除雪作業の実施
積雪地域では雪おろしや雪かきを行っていますが、土木作業でも同じように作業開始前に除雪をする必要があります。
除雪作業によって作業効率の低下を防止でき、安全な作業環境を整備できるようになります。
また、積雪だけではなく路面凍結が原因で路面が滑りやすくなってしまうため、作業に支障が出ないように安全な作業通路を整備することも需要です。
安全性の確保
雪深い地域では安全性を確保することが重要です。
作業員全員が安全に作業できる環境を整備しなければなりません。
通常の土木作業で考えられる危険箇所に加えて、積雪によってどのような危険があるのかをはじめに周知する必要があります。
作業用通路を整備すること、路面凍結によって工事用車両の交通事故を防止するなども重要です。
また、雪崩が発生する危険がないかについても考えておく必要があります。
さらに、気をつけなければならない時期は積雪の時期だけではありません。
3月から5月頃は、積もった雪が解けることから洪水にも注意する必要があります。
まとめ
今回の記事では、雪深い地域での土木作業の進め方について解説しました!
気象条件を考慮した施工工程の決定と除雪作業の実施、安全性の確保など、積雪地域だからこそ土木作業を行う上で気をつけなければならないポイントがあります。
「例年積雪地域で作業をしている」「積雪地域で作業をする予定がある」という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。