現場KY活動でつい見逃しがちな事案って?

こんにちは!転職博士です。

建設工事の現場では毎朝の危険予知活動(KY活動)を実施し、作業内容の確認や危険のポイントの周知を行っています。

KY活動には、朝礼後にチームで集まって行うものや作業エリアで現場状況を把握しながら行うものがあります。

ただ、建設現場で行うKY活動ではつい見落としがちなこともあるのです。

そこで今回の記事では、現場KY活動でつい見逃しがちな事案をいくつかご紹介します。

KY活動とは

KY活動とは、危険(K)予知(Y)活動のことで作業開始前に実施します。

作業を始める前にKY活動を実施することで、作業内容ごとの危険ポイントを作業員全員に周知できます。

そのため、作業員全員が作業内容を把握できる上、どの作業にどのような危険ポイントがあるのかを明確にできるのです。

朝礼終了時に作業員全員で輪になって行うKY活動のほか、実際に作業場所で行う現地KYや1人で行う1人KYもあります。

KY活動を実施することで危険ポイントを共有できるため、安全に作業を行うためには重要です。

つい見逃しがちな事案

ここからは、KY活動でつい見逃しがちな事案について2つご紹介します。

順番にみていきましょう!

作業内容の伝達不足

日々、同様の作業を繰り返していると作業内容の伝達不足を起こしてしまいがちです。

「今日も昨日と同じ作業だから大丈夫」「危険ポイントはいつもと同じ」という考えから、KY活動を簡単に終えていませんか?

たとえ昨日と同じ作業であっても、気象条件や現場状況は変化していることの方が多いです。

たとえば、大雨の翌日は現場状況が大きく変わり、地面が滑りやすくなっていることもあります。

また、慣れている作業の場合は気が緩んでしまったり注意散漫になってしまったりするもの。

何日も同じ作業を続けている場合や慣れている作業を行う場合でも、必ず作業内容を明確にし危険ポイントを作業員全員に周知するようにしましょう。

健康状態の確認不足

作業員の健康状態について確認せずに作業を開始してしまうことも、KY活動で見逃しがちな事案としてあげられます。

作業員の中には、毎日の作業で疲れが蓄積していたり、風邪で体調が悪かったりする人もいます。

特に、気温が高くなり熱中症が心配される夏の作業は、体調不良を起こしやすいです。

だからこそ、KY活動では作業員1人1人に目を向け、忘れずに健康状態をチェックしましょう!

まとめ

今回の記事では、建設現場で実施するKY活動でつい見逃しがちな事案についてご紹介しました!

安全に作業を行うためには、作業員全員で毎朝のKY活動に参加するのが重要です。

ただ、作業内容の伝達不足や健康状態の確認不足など、つい見逃してしまうものもあります。

ぜひ、今回ご紹介した見逃しがちな事案を参考にKY活動を実施してみてくださいね!

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