施工管理職、未経験が通用するのは何歳まで?
こんにちは!転職博士です。
「施工管理職は未経験でも挑戦できる?」
「未経験が通用するのは何歳まで?」
他職種・他業界から施工管理職に挑戦したいと考えている方にとって、未経験が通用するのは何歳なのかは気になるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、施工管理職で未経験が通用するのは何歳までなのかについて解説します。
未経験から施工管理職に挑戦したい方は、ぜひ最後までご覧ください!
施工管理職で未経験者が活躍できる年齢
はじめに、建設業界で設計や開発など他職種から挑戦できます。
また、他業界から転職できる企業もありますよ。
施工管理職の未経験者を採用している企業についてみてみましょう!
厚生労働省のハローワーク インターネットサービスを利用した際の求人情報の検索結果をご紹介します。
2023年6月1日時点の建築・土木の施工管理職における求人情報22,518件のうち、4,101件は「未経験OK」「未経験者歓迎」など未経験でも挑戦できます。
つまり、建築・土木の求人情報の約18%が未経験から施工管理職にキャリアチェンジが可能です!
未経験でも通用する年齢は企業の規模によっても異なります。
一般的に、30代の方は未経験でも施工管理職として採用される可能性は高いです。
中小企業の建設会社は、40代以上でも採用している場合もありますよ。
50代以上の場合は、これまでの施工管理の仕事で得たスキルや経験が求められる傾向が高いです。
しかし、50代以上かつ施工管理未経験者が必ずしも施工管理職に通用しないわけではありません!
企業の雇用形態もさまざまだからです。
たとえば、正社員ではなく契約社員や派遣社員であれば年齢不問としている企業もあります。
未経験でも施工管理職に挑戦できる理由
未経験でも施工管理職に挑戦できる代表的な理由は次のとおりです。
- 人材確保に注力している企業が多い
- 資格保有者でなくてもできる業務もある
- 未経験者を教育する環境が整っている
それでは、上記3つの項目について詳しく解説します。
人材確保に注力している企業が多い
建設業界の課題には「ベテラン施工管理者の引退」「若手技術者の不足」などがあげられます。
建設業界の中でも、施工管理職は人材確保のために積極的に採用を行っている企業も多いです。
今後は新しく構造物をつくるだけではなく、これまで施工した構造物の維持管理やメンテナンスが必要です。
そのため、数多くの建設プロジェクトに携わる施工管理職の人材確保が重要といえます!
資格保有者でなくてもできる業務もある
未経験から施工管理職に挑戦したい方は「資格がないと施工管理はできないのではないか」と不安になってしまうのではないでしょうか?
実は、施工管理職には資格がなくてもできる業務もあります。
施工管理職は工事の指揮・監督を行うだけではありません。
構造物の出来形寸法を計測したり測量補助を行ったりしますが、資格保有者でなくても業務を行えます。
また、施工管理職は工事書類の作成も行います。
クレーンの架設計画を進めたり、資材を発注したりするのも施工管理職の仕事です。
工事書類の作成は資格を持っていなくても行えるため、未経験でも活躍できるといえます。
未経験者を教育する環境が整っている
未経験から施工管理職に挑戦できる企業では、研修制度が充実している場合も多いです。
建設業界の一般的な知識を習得する社内勉強会を実施したり、現場見学会を実施し実際にものづくりを学べる機会を設けたりしています。
未経験から施工管理職に挑戦したい方は、企業選びの際に社内でどのような研修を実施しているのかを確認するのをおすすめします。
入社後にどのような教育を実施するのかを押さえておきましょう!
まとめ
今回の記事では、施工管理職で未経験が通用する年齢について解説しました!
企業の規模や雇用形態によって、年齢制限が設定されている場合もあります。
しかし、一般的には30代の方は施工管理職の経験がない場合でも、採用される可能性は高いです。
未経験から施工管理職に挑戦したい方は、入社後の研修で知識を習得したり実務経験を積んだりすることで、施工管理の仕事の幅を広げられます。
ぜひ、研修制度についても着目して企業選びをしてみてくださいね!