現場でのマスク着用ルールの現状

こんにちは!転職博士です。

新型コロナウイルス感染症によって、長期間のマスク生活を余儀なくされましたね。

しかし、2023年(令和5年)3月31日からは、個人の判断でマスクの着脱を決められるようになりました。

建設業界で仕事をする方にとっては、建設現場のマスク着用ルールは気になりますよね。

そこで今回は、建設現場のマスク着用ルールについて解説します!

建設現場のマスク事情

建設現場のマスク着用ルールは、厚生労働省で公表されているルールと同じく、個人の判断が基本となっています。

建設現場はもちろんのこと、現場事務所内でも個人の判断でマスクの着脱を決められるのです。

ただ、現場によってマスク着用ルールが異なっている場合もあります。

ここからは、現場と現場事務所のそれぞれのマスク事情について解説します。

現場

現場では、砂や埃を吸い込まないようにマスクを着用している人はいますが、感染症対策のためにマスクを着用している人は少ないです。

作業員と円滑にコミュニケーションを取りたいという理由があげられます。

マスクを着用していることで指示が聞こえにくくなったり、指示の内容を正しく聞き取れなかったりします。

また、安全に作業を進めるためにマスクを外して作業を行うようにルールを決めている現場もありますよ。

相手に正確に言葉が伝わらないと、事故や怪我につながってしまいます。

さらに、真夏の建設現場でのマスクの着用は熱中症のリスクを高めてしまいます。

現場でマスクを外している人が多いのは、作業環境が影響しているといえますね。

現場事務所

現場事務所では、人が少ない場合や定期的に換気を実施している場合は、マスクを外して仕事をしている人もいます。

ただ、どうしても密になりやすい環境であることから、現場に比べてマスクを着用して仕事をしている人は多いです。

発注者や協力会社、資材メーカーなど、さまざまな人と打ち合わせをする機会も多いため、

現場事務所内でのみマスクを着用するという人もいます。

建設現場で実施している感染防止対策

ここからは、建設現場で実施している感染防止対策を3つご紹介します。

①定期的な換気

事務所や休憩所、食堂などの窓を開けて定期的に屋内施設の換気を実施しています。

換気を行うことで、集団感染を防ぐ取り組みをしているのです。

定期的な換気だけではなく、空気清浄機を設置して感染症対策を実施している現場もあります。

②消毒液の設置

手洗い場所にはハンドソープを設置するなど、手洗いを励行している現場は多いです。

さらに、手洗い場所や現場事務所の入り口、休憩所などにアルコールスプレーなどの消毒液を設置している現場もあります。

職員だけではなく、作業員全員が消毒液を使える環境が整えているといえます。

③打ち合わせ時間の短縮

屋内で実施する打ち合わせの時間を短縮している現場もあります。

建設現場で毎日行われているのは、朝礼や昼礼ですね。

朝礼は屋外で実施する場合が多いですが、昼礼は会議室などの事務所内で実施する場合が多いのではないでしょうか?

屋内で実施する昼礼は密になりやすいため、時間を短縮しているのです。

まとめ

今回の記事では、建設現場でのマスク着用ルールについて解説しました!

国の方針と同じく、建設現場のマスク着用は「個人の判断」が多いです。

ただ、建設現場におけるマスクの着用ルールは、職場環境や仕事の進め方が影響しています。

建設現場では安全対策や熱中症対策など、さまざまな対策を行う必要があります。

作業員全員が安全に快適に作業できる現場を目指していきたいですね!

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