建設業の職人紹介 第2弾(電気工事士、配管工、鉄筋工)
こんにちは!転職博士です。
「職人」と聞いて、どのような仕事を思い浮かべますか?
職人と一口にいっても、さまざまな仕事のプロフェッショナルがいますよね。
そこで、今回は建設業の職人紹介第2段ということで「電気工事士」「配管工」「鉄筋工」について紹介します!
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
第1弾(左官屋・型枠大工・鳶)
電気工事士
電気設備を取り扱ったり、電気工事を担当したりするのが電気工事士の仕事です。
電気工事士が行う主な工事は「建築電気工事」と「鉄道電気工事」の2つ。
建築電気工事は、一般住宅・マンション・商業施設・工場など屋内から電源を配線したり、冷暖房設備を設置したりします。
電柱から配線する外線配線工事も電気工事士の仕事です。
鉄道電気工事は、電車へ電気を送るために変電所の工事を行ったり、変電設備の点検を行ったりします。
駅構内にある改札機などの電気設備の設置も電気工事士の仕事です。
電気工事士になるためには、経済産業省が認定する電気工事士試験に合格する必要があります。
電気工事士は「第一種」「第二種」の2種類の資格があり、それぞれ業務の範囲が異なります。
第二種電気工事士は、一般住宅や店舗など600ボルト以下で電気の供給を受ける電気設備の工事が可能です。
第一種電気工事士は、第二種電気工事士ができる業務に加えて最大電力500キロワット未満の工場やビルの電気設備の工事を行えます。
電気工事士について、もっと詳しく知りたい方は「一般財団法人 電気技術者試験センター」のホームページからチェックしてみてくださいね。
配管工
配管工は、管工事を行う技能者です。
配管工の業務を大きく2つに分類すると「衛生配管工」と「空調配管工」の2つ。
衛生配管工は、一般住宅などで給水や排水をするための配管工事を行ったり、消火設備の配管工事を行ったりします。
空調配管工は、冷暖房設備や空気清浄機、ボイラーの設置などを行います。
配管工は、資格がなければできない仕事ではありません。
ただ、厚生労働省が認定する国家資格を保有すると「配管技能士」となります。
配管技能士になるためには、職業開発促進法の技能検定試験を受験して合格する必要があります。
配管技能士の資格を保有していることで、管工事の高い技能と知識を持っていると証明できますよ。
配管技能士について、もっと詳しく知りたい方は「中央職業能力開発協会」のホームページからチェックしてみてくださいね。
鉄筋工
鉄筋工は、図面や仕様書通りに鉄筋の加工や組み立てを行う技能者です。
建設現場では、鉄筋コンクリート造の建築物や土木構造物の鉄筋を組み立て、ハッカーと結束線を使用して鉄筋と鉄筋をつないでいきます。
鉄筋製作工場では、建設現場で使用する鉄筋の径・長さ・本数を拾い、加工帳や施工図を作成します。
加工帳や施工図をもとにして、鉄筋の切断や折り曲げ、溶接を行います。
鉄筋工は、資格がなければできない仕事ではありません。
ただ、厚生労働省が認定する国家資格を保有すると「鉄筋施工技能士」と名乗れるようになります。
鉄筋施工技能士になるためには、職業開発促進法の技能検定試験を受験して合格する必要があります。
鉄筋施工技能士の資格を保有していることで、鉄筋工事の高い技能と知識を持っていると証明できますよ。
鉄筋施工技能士について、もっと詳しく知りたい方は「中央職業能力開発協会」のホームページからチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回は、建設業の職人紹介第2段ということで「電気工事士」「配管工」「鉄筋工」について紹介しました!
建設工事の主役といえる職人。
実務で得た知識や経験により職人技が磨かれていきますが、資格を保有することで高い技能と知識を証明できるようになります。
さらに、建設キャリアアップシステム(CCUS)においても、資格を保有しているかどうかが能力評価に影響します。
ご自身の技能を高めるために、資格取得にチャレンジしてみるのもおすすめです!
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