建設業の職人紹介 第3弾(塗装工、解体工、内装工)
こんにちは!転職博士です。
前回に引き続き、建設業の職人紹介!
今回は建設業の職人紹介第3段ということで「塗装工」「解体工」「内装工」について紹介します!
仕事内容や資格について、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
塗装工
塗装工は、ペンキなどの塗料を使用して建築物や構造物の塗装を行う職人です。
古い塗膜の剥離や補修などを行い、下地処理を行ってから塗装を行います。
ローラーやハケ、スプレーなどを使用して塗料を均一に塗布し、施工面が平滑になるように丁寧に仕上げを行うのも重要です。
取り扱う塗料にどのような化学物質が含まれているか、安全データシート(SDS)を確認し適切な安全対策を行う必要があります。
高所での作業がある場合も多いため、高所作業時に墜落制止用器具の使用を徹底するなども重要です。
塗装作業を行う場合は特別な資格は必要ありません。
ただ「塗装技能士」の国家資格を取得することで、高い塗装技術や専門知識を持っていると認められ仕事の幅も広がります。
解体工
解体工は、建築物や構造物を解体する職人です。
解体工事の際に建設重機を使用する場合もあるため、作業員と建設重機との接触がないようにしたり、周囲に粉じんが飛散しないようにしたりするなど適切な安全対策を行う必要があります。
建設重機を使用できない狭い場所での解体作業は、バールなどを使用して行います。
解体工事後、建設廃棄物を適切に処理するのも重要です。
大規模な解体作業に携わる場合は、資格が必要な場合があります。
業務内容によって必要となる資格は異なりますが、次のような資格があります。
- コンクリート造の工作物の解体等作業主任者講習
- 建築物等鉄骨の組立て等作業主任者技能講習
- 車両系建設機械(解体用)運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者技能講習
内装工
内装工は、建築物の内装の仕上げを行う職人です。
設計図に基づき、床・壁・天井の下地をつくり石膏ボードやクロスを張ります。
床の場合はフローリングやタイルの施工、壁の場合はクロスや塗装を行い、天井には吊り天井を設置します。
内装作業を行うための必須の資格はありません。
ただ、技能検定を受験して合格できれば「内装仕上げ施工技能士」という国家資格を得られます。
国家資格を保有していることで、内装工としての専門性を高められるようになりますよ。
まとめ
今回は、建設業の職人紹介第3段ということで「塗装工」「解体工」「内装工」について紹介しました。
それぞれの仕事内容について、理解が深まったのではないでしょうか?
作業内容によって安全対策も異なるため、監理・監督を行う技術者にとっても職人の仕事内容を把握することは重要ですね!