建設業で夜勤が多い職種、夜勤がない職種は?

こんにちは!転職博士です。

日中の勤務だけではなく夜勤がある建設業。

「建設業で夜勤がある職種って何?」

このように、気になる方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回の記事では建設業で夜勤が多い職種と夜勤がない職種を紹介します!

建設業の仕事に興味のある方は、ぜひ職種選びの参考にしてみてくださいね。

建設業の夜勤

建設業は日中の仕事がメインで、8時〜17時など日中に業務が行われます。

ただし、業務の内容によっては夜勤もあります!

たとえば、工事に関わる仕事は夜勤がある場合もあるのです。

夜勤を行うのは作業を行う職人だけではなく、管理・監督をする技術者も夜勤を行います。

建設業で夜勤を行う主な理由には、経済面や安全面への配慮などがあげられます。

建設業の夜勤は何時から何時までと明確に決まっているわけではありません、

会社や作業所などによっても夜勤の時間帯は異なります。

厚生労働省の公式ホームページに掲載されている「FAQ(よくある質問)ー労働基準行政全般に関するQ&A」によると、深夜業は22時から翌日5時までの労働と記載されています。

厚生労働省|FAQ(よくある質問)− 労働基準行政全般に関するQ&A

夜勤が多い職種

ここからは、建設業の中で夜勤が多い職種を紹介します。

夜勤が多い職種は、建築工事・土木工事に携わる施工管理業務です。

ただし、工事内容によって夜勤が発生するか否かは変わります。

それでは、夜勤が多い職種である施工管理業務についてみていきましょう!

土木施工管理(道路・舗装・橋梁・トンネル・鉄道)

土木施工管理業務は、工事内容によって夜勤があります。

特に夜勤が多いのは「道路工事」「舗装工事」「橋梁工事」「トンネル工事」「鉄道工事」に携わる場合です。

「道路工事」「舗装工事」「橋梁工事」「トンネル工事」は、車両の交通量や人の通行が少ない夜勤の方が作業しやすいですね。

全面通行止めを行わずに、一部交通規制を行って夜間に工事を行うこともあります。

日中に交通規制を行うと車両や人の通行が制限されてしまい、経済的に影響を及ぼしてしまいます。

夜間の通行が少ない時間帯に工事を行うことで、経済面への影響を最小限にしているのです。

また、クレーンを使って重量物を揚重したり建設重機が稼働したりすることから、周囲の住民や通行人への安全面にも配慮しなければなりません。

安全面を考えてみても、通行人がいない夜間に工事を行うことで第三者への安全面へのリスクを低減できるのです。

「鉄道工事」は線路の改修や点検、軌道の改築など列車が通行しない時間にしか作業ができません。

終電が過ぎた時間から始発の時間までの間に工事を行う必要があるため、夜勤が多い傾向があります。

建築施工管理(高層ビル・商業施設)

建築施工管理業務は、工事内容によって夜勤があります。

「高層ビル」「商業施設」の工事に携わる場合は、夜勤が多いです。

「高層ビル」の建設を行う場合は、クレーンや大型の建設機械を使用します。

安全への配慮の観点からみても、日中に工事を行うよりも夜間に工事を行う方がリスクを低減できるのです。

「商業施設」の改装工事を行う場合は、営業への影響を最小限にするために工事を行わなければなりません。

そのため、商業施設の営業時間外である夜間に工事を行うために夜勤が多い傾向があります。

夜勤がない職種

建設業の職種の中で夜勤がない職種としてあげられるのは「設計」「開発」「事務」です。

「設計業務」は、一般的に日中に仕事を行います。

建築物や土木構造物の設計計画や構造計算を行ったり、配置図・配筋図・詳細図などの図面を作成したりします。

日中に業務を行なった方が発注者や建設業者などと打ち合わせもしやすいです。

効率よく仕事を進められることから、設計業務は夜勤がない職種といえます。

ただし、発注者から委託された発注者支援業務の場合は例外です!

建設コンサルタント業務として発注者支援業務を行う場合は、担当工事が夜間に行われることもあります。

品質確認など夜間の立会もあるため、夜勤がある場合もあるのです。

「開発業務」は、一般的に日中に仕事を行います。

建設業の市場調査を行なったり開発の計画を立案したりします。

社内のみならず、同業他社や異業種、教育機関などと共同で開発業務を行うことも多いため、コミュニケーションをスムーズに取れる日中に仕事を行う方が効率的です。

「事務業務」は一般的に日中に仕事を行います。

事務業務の主な仕事は、来客対応や電話応対、建設業許可の申請、協力業者との契約書の作成などです。

日中に仕事を行う方が円滑に進められることから、事務業務は夜勤がない職種であるといえます。

まとめ

今回は、建設業で夜勤が多い職種と夜勤がない職種を紹介しました!

建設業で夜勤が多い職種は、道路・舗装・橋梁・トンネル・鉄道の工事に携わる土木施工管理業務、高層ビル・商業施設の工事に携わる建築施工管理業務です。

一方で、建設業で夜勤が少ない職種は、設計・開発・事務です。

建設業の仕事に興味のある方は希望する職種について調べた後、どのように仕事を行うのかを知っておく必要があります。 ご自身が建設業で仕事をするイメージを持つためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてく

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