空調服、安物と高額な物の違いは何
こんにちは!転職博士です。
夏の建設作業の必須アイテムといえば、空調服ですね。
そんな空調服は熱中症対策の1つにもなっていますが、実は安物と高額な物があるのを知っていますか?
そこで今回の記事では、空調服の安物と高額な物の違いについて解説します!
空調服とは
空調服は、電動ファンがついた作業着のことです。
電動ファンがついていることで、作業着内に涼しい風を送り込めるようになります。
夏の建設現場といえば、熱中症対策は重要ですね。
空調服の着用は、国土交通省の熱中症対策の1つでもあります。
国土交通省の「STOP!熱中症 熱中症になる前に対策を!」では、フルハーネスを着用しても大丈夫なファン付き空調エアコン作業服を着用することを推奨しています。
長袖タイプのものや袖なしタイプのものなど、空調服にはさまざまなものがありますよ。
安物と高額な物の違い
空調服と一口にいっても、3,000円程度のものや10,000円以上のものなど価格帯はさまざまです。
ここからは、安物と高額な物の違いについて解説します。
安物と高額な物の違いは、次の3つです。
- 素材
- ファンの性能
- バッテリーの持ち時間
それぞれについて解説します。
素材
安物と高額な空調服の違いの1つは「素材」です。
空調服の素材によって、快適に作業ができるものとできないものがあります。
たとえば、高額の空調服の素材によく使われているのがポリエステル。
ポリエステル100%の空調服は、速乾性に優れていることがメリットです。
汗をかいても蒸発しやすくなるため、不快感を感じずに作業に集中できます。
また、綿も高額な空調服に使われています。
綿100%の空調服といえば、丈夫であることが特徴です。
長く着用し続けられる空調服を選びたいなら、綿を選んでみてもいいですね。
空調服を選ぶ際は、ぜひ素材にも注目してみてください!
ファンの性能
安物と高額な空調服の違いには「ファンの性能」もあります。
実は、空調服によって最大風量は異なります。
1秒あたりの最大風量を「リットル/秒」と表記しているため、空調服を選ぶ際はチェックしてみてくださいね。
最大風量の数値が高い空調服ほどファンの性能が高く高額になりますが、高性能なファンの空調服はより涼しく感じられます。
何よりも涼しさを求める方は、ファンの性能は要チェックです!
高性能のファンがついている空調服を購入した後は、性能を維持するためにも定期的にファンに付着した汚れを取るようにしましょう。
水洗いできるファンをつけた空調服もありますよ。
バッテリーの持ち時間
安物と高額な空調服の違いは「バッテリーの持ち時間」。
建設現場の仕事は、基本的には8時間です。
夏の建設現場で作業をしている間は、涼しい状態が続いてほしいですよね。
しかし、安物の空調服を選んでしまうと、午前中の作業後に空調服のバッテリーが切れてしまうこともあります。
1日の中で気温がもっとも高くなるのは、14時〜15時頃。
午前中に空調服のバッテリーが切れてしまうと、もっとも気温が上がる時間帯に空調服が機能しません。
熱中症の危険性も高まりますね。
「強」「弱」など、空調服の涼しさを変えられるものも多く、モードによってはバッテリーの消費量は変わります。
空調服を1日着用できるようにするためにも、バッテリーの持ちは必ずチェックしておきましょう。
まとめ
今回は、空調服の安物と高額な物の違いについて解説しました。
空調服の安物と高額な物の違いは次の3つです。
- 素材
- ファンの性能
- バッテリーの持ち時間
夏の建設現場でもっとも注意しなければならないのが熱中症。
そんな熱中症対策に有効なのが空調服です。 ぜひ、今回の記事