日本の技術で世界を豊かにするー建設ODAプロジェクトとはー
こんにちは!転職博士です。
建設ODAプロジェクトについて聞いたことはありますか?
ODAと一口にいっても数々のプロジェクトがありますが、実は建設プロジェクトも実施されているのです。
日本の建設技術で世界を豊かにする建設ODAプロジェクトについて解説します。
世界からみた日本の建設技術の魅力に浸りましょう!
建設ODAプロジェクトとは
そもそもODAとは「Official Development Assistance」略称で、日本語にすると「政府開発援助」という意味です。
開発途上国の開発を支援するために、政府をはじめとした実施機関が資金や技術を提供しています。
「建設ODAプロジェクト」は、ODAによって実施される建設プロジェクトです。
ODAの取り組みにおいて日本が掲げている重点課題があります。
その重点課題の1つが「質の高いインフラ」です。
「質の高いインフラ」を実現させるためには自然災害のリスクやライフサイクルコストを考慮するなどが求められるため、現在20の原則を定めています。
ベトナムのニャッタン橋建設計画は、日本の建設技術を取り入れて施工することで経済性が向上!
インドのデリー高速輸送システム建設計画では、日本の建設現場の安全基準のもと工事が進められました。
このように、開発途上国の建設プロジェクトには日本の建設技術や安全基準が導入されています。
また、開発途上国へ向かい現地の技術者の技術力向上のための支援も行っています。
国土交通省の建設ODAプロジェクト
世界各国で実施している開発途上国での建設ODAプロジェクトは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
今回は、国土交通省が行っている建設ODAプロジェクトの一部を紹介します。
国土交通省が実施している建設ODAプロジェクトは次のとおりです。
- ルーマニア:地震災害軽減計画プロジェクト
- アフガニスタン:カブール市南西部復興計画・公共交通計画
- ネパール:シンズリ道路
- ケニア:測量地図学院プロジェクト(KISM)
- ブラジル:ブラジル国ブアナバラ湾の環境に関する管理及び改善調査(開発調査)
国土交通省の公式ホームページには、上記以外に数々の建設ODAプロジェクトが紹介されています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回の記事では、建設ODAプロジェクトについて解説しました。
建設技術が高い国の1つである日本。
そんな日本の建設技術は世界にも普及し、開発途上国では日本の建設技術を導入している建設プロジェクトもあるのです。
日本の建設技術は、今後も開発途上国の発展と技術力向上に欠かせないものになることは間違いありませんね!