現場のトイレも快適に! 最新移動式トイレは、こんなに進化してる
こんにちは!転職博士です。
建設現場のトイレといえば、どのようなイメージを持ちますか?
「ちょっと不便そう」「事務所内のトイレと差がありそう」「設備が整っていない」
このようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は建設現場のトイレはますます快適になっています!
そこで今回の記事では、現場の最新移動式トイレを紹介します。
建設現場の「快適トイレ」
建設現場のトイレ環境が改善されるきっかけになったのは「快適トイレ」の誕生です。
これまで「建設現場のトイレ=仮設トイレ」というイメージが強かった建設現場のトイレ。
しかし「快適トイレ」が建設現場に導入されたことで、現場事務所やオフィスと変わらない快適さが実現したのです。
国土交通省では、平成28年3月に建設現場に質の高いトイレを設置するために快適トイレの標準仕様を策定。
さらに、直轄工事では快適トイレを原則化しました。
快適トイレの標準仕様には複数ありますが、下記の機能があるものをいいます。
【快適トイレに求める標準仕様(全6項目)】
- 洋式便座
- 水洗機能
- 照明設備
【快適トイレにとして活用するために備える付属品(全5項目)】
- 男女別の明確な表示
- 入口の目隠しの設置
- サニタリーボックス
【推奨する仕様、付属品(全6項目)】
- 室内寸法900×900mm以上
- 擬音装置
- フィッティングボード
最新移動式トイレ(例)
「快適トイレ」の策定と直轄工事における原則化の後、さまざまな移動式トイレが建設現場に導入されています。
ここからは、最新移動式トイレを2つ紹介します。
①株式会社ハマネツ|TU-Lシリーズ
道路工事などで導入されているのが「TU-Lシリーズ」の移動式トイレ。
「TU-Lシリーズ」のトイレは、国土交通省の快適トイレの適合品です。
軽トラックにトイレを積載した場合も全高が2500mm未満となるため、道路交通法をクリアしています。
NETIS(新技術情報提供システム)にも登録されている製品で、トイレ内には16の設備がついています。
②Gテクノ株式会社|自律式移動型水洗トイレ サラオ
「サラオ」は自律式の移動式トイレで、国土交通省の「快適トイレ」に認定されています。
最大の特徴は、上下水道や電気設備が整っていない場所でも使用できる点です。
「サラオ」にある太陽光設備・蓄電池設備のおかげで、環境を選ばずに使用できるのが魅力です。
まとめ
今回の記事では、最新の移動式トイレについて紹介しました!
建設現場のトイレも現場事務所と変わらないほどに、ますます快適になっている建設現場のトイレ。
建設現場の仕事をするためには、環境整備も重要です。
ぜひ、今回の記事を参考に快適なトイレ環境を実現させてみてはいかがでしょうか?