建設業の障がい者枠で雇用された人はどんな仕事を担当している?
こんにちは!転職博士です。
新卒採用やキャリア採用とともに、積極的に「障がい者採用」を行っている企業も多いですね。
建設業でも同じく障がい者採用を行っていますが、障がい者枠で雇用された人はどんな仕事を担当しているのでしょうか?
そこで今回の記事では、障がい者枠で雇用された人が行っている業務について紹介します!
建設業の障がい者枠での業務内容
建設業の障がい者枠で採用された場合、どのような業務を行うのでしょうか?
企業によって業務内容が異なるため、今回はスーパーゼネコン5社の障がい者採用についてチェックしていきましょう。
①大林組
大林組の障がい者採用では「建築」「土木」「設備」「機電」「事務」の5つの職種で募集しています。
仕事内容も幅広く、活躍できる環境があります。
たとえば「建築」「土木」を例にみてみましょう。
「建築」では建築工事の設計や施工業務を担当し「土木」では、土木工事の設計や施工などの業務を担当します。
大林組では下記のような障がい者への配慮もあります。
- 勤務地によっては車通勤可能
- 東京都大阪に健康管理室あり
- 電話対応なし
- 筆談や手話での対応可能
- 通院配慮可能
②鹿島建設
2023年10月26日現在、鹿島建設では障がい者採用を実施していません。
今後は募集を行う場合もありますので、気になる方は鹿島建設のホームページから障がい者採用をチェックしてみてくださいね。
③清水建設
清水建設でもさまざまな職種で障がい者採用を行っています。
「建築・土木部門」では、施工管理・安全管理・品質管理などの業務を行っています。
「設計部門」では、CADオペレーターとして活躍している方もいますよ。
「施工支援部門」では、施工図の作成や資材の調達などの業務を行います。
その他に「研究開発」「営業部門」「事務系」などでも採用実績がありますよ。
障がい者への配慮としては、下記のようなものがあります。
- 筆談対応
- 電話応対なし
- 多目的トイレ
このように、障がいのあり・なしに関係なく、清水建設では活躍できるフィールドがあるのです。
④大成建設
大成建設が掲げる障がい者の採用ポリシーは、特別扱いはしないが障がいがある種に必要となる配慮をすること。
障がい者採用で雇用された場合、技術系・事務系の両方の職種で活躍しているのです。
技術系の業務では、土木・建築工事の図面修正や書類作成補助業務、積算業務などを行います。
事務系の業務では、電話応対や資料作成などの一般事務業務を行います。
2023年2月時点で、約150名の障がいのある方が活躍していますよ。
⑤竹中工務店
竹中工務店は、新卒採用(専任職・嘱託)とキャリア採用(嘱託)で障がい者のある方の採用を実施しています。
新卒採用では、専任職(事務)と嘱託社員(事務)の募集を行っています。
専任職(事務)は総務・経理・人事などの業務を担当し、嘱託社員(事務)は電話応対などの事務全般業務を担当できますよ。
キャリア採用(嘱託社員)では嘱託社員(事務職)の募集を行い、それぞれの部門に配属し電話応対などの事務全般を担当します。
まとめ
今回の記事では、建設業の障がい者採用枠で雇用された方がどのような業務を行っているのかについて紹介しました。
スーパーゼネコンの障がい者採用について紹介しましたが、企業によって業務内容や雇用形態、勤務地などは異なります。
障がい者雇用について詳細を知りたい方は、各企業のホームページをチェックしてみてくださいね!