進むEV化、建設機械やダンプカーなどのEV化はあり得る?
こんにちは!転職博士です。
「EV化」という言葉を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
経済産業省は「2035年までに乗用車の新車販売で電動車100%を実現」と公表しています。
電気自動車(EV)の導入が注目されていますが、建設業界でもEV化が実現するのでしょうか?
そこで今回では、建設機械やダンプカーでもEV化が実現するかどうかについて解説します!
EV化とは
電気自動車を導入することを「EV化」と呼んでいます。
電気自動車はガソリンではなく電気を動力として走行するため、EV化によって二酸化炭素(温室効果ガス)の排出を防げます。
現在は、電気自動車を社用車としている企業もあります。
東京電力エネジーパートナー株式会社によると、2022年の燃料別新車販売台数(普通乗用車)は3万1,592台。
EV普及率は全体の1.42%です。
東京電力エナジーパートナー株式会社|【2023年最新】EVの普及率はどのくらい?日本と世界のEV事情を解説
建設機械やダンプカーのEV化
建設業界でもEV化に取り組んでいます。
たとえば、建設機械のEV化が実現しているのです。
建設機械事業を展開しているKOMATSUでは建設機械の電動化に向けて取り組んでおり、2020年に電動化のミニ油圧ショベルを市場に導入しました。
排気ガスが排出されなくなることで、作業環境が良くなるといった効果も実現しています。
また、騒音がなくなり夜間工事でも使用できるなど、電動化によって現場環境の改善もできています。
さらに、国土交通省からは2023年10月17日に「GX建設機械認定制度」を開始すると発表されました。
GX建設機械とは「グーリントランスフォーメーション機械」のことです。
このように、国土交通省でも建設機械の電動化の普及を目指す取り組みを実施しているといえます。
しかし、車両のEV化は課題が多いのが現状。
小型トラックではEV化が進んでいる一方で、大型トラックのEV化はまだまだ時間がかかるといわれています。
建設工事に欠かせないダンプカーのEV化は、課題が多いといえます。
まとめ
今回の記事では、建設機械やダンプカーのEV化の未来について解説しました。
国土交通省ではGX建設機械認定制度を開始し、各建機メーカーも建設機械のEV化に向けて開発・導入をしています。
このように、建設建機では今後もEV化が進むといえます。
ただし、資材や機材を運搬するダンプカーやトレーラーなどの車両のEV化は課題が多いのです。
EV化については、日本各地で開催される展示会やイベントなどでも学べます。
ぜひ、EV化について理解を深めてみてはいかがでしょうか?