「廃墟」の再生で地域を活性化させる(水上温泉の廃ホテルの再生)(ヤンバルホステル)(摩耶観光ホテル)

こんにちは!転職博士です。

皆さんは「廃墟」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?

廃墟に行ったことがない、廃墟が近くにないという方もいるはずです。

しかし、実は今「廃墟」の再生で地域を活性化させる取り組みが進められています。

そこで今回の記事では、実際に廃墟再生の活性化を進めている事例を3つ紹介します。

①オープンハウスが水上温泉の廃ホテルの再生

水上温泉は、群馬県みなかみ町にある温泉街です。

温泉街の中でも大規模な宿泊施設として有名だったのが「一葉亭」。

そんな一葉亭は、宿泊客の減少などが原因で2019年に廃業となってしまいました。

しかし、みなかみ町は温泉街全体の活性化のために、廃ホテルの再生に取り組んできました。

廃ホテルとなった一葉亭の本館や新本館などの対象施設の再生を目指しています。

廃墟再生に取り組んでいる企業といえば、戸建て住宅事業やマンション事業を展開しているオープンハウスです。

みなかみ町へ地方創生応援税制を活用して、1億7000万円の寄付が行われました。

さらに、廃墟再生だけではなく経営難になってしまったスキー場の再生も進めています。

2023年10月8日〜9日には、産官学が連携して廃墟再生マルシェを開催しました。

②沖縄ヤンバルホステル

沖縄ヤンバルホステルは、2019年6月1日にオープンした沖縄県国頭村にあるホテルです。

築46年の廃ホテルをリノベーションしたのが現在の沖縄ヤンバルホステル。

ホテルを建て替えるのではなく古き良き物を残す気持ちを大切にする想いが込められています。

ホステル内ではビリヤードなどの遊びも堪能でき、移住体験や就業体験などさまざまな体験ができますよ。

また、2021年7月に世界自然遺産にも登録された国頭村の大自然に触れられるのも魅力といえます。

YANBARU HOSTEL(ヤンバルホステル)公式ホームページ

③摩耶観光ホテル

摩耶観光ホテルは、兵庫県神戸市灘区で開業していたホテルで「廃墟の女王」と呼ばれています。

1929年に竣工した摩耶観光ホテルですが、1993年に廃業となってしまったのです。

その後、阪神・淡路大震災により老朽化が進み許可なく立ち入るのは禁止となっています。

しかし、摩耶山再生の会は廃墟を活かした摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークを開催しています。

ガイドウォークに参加すると、摩耶観光ホテルの中には入れませんが建物まで近づけますよ。

摩耶山ポータルサイト mayasan.jp|摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク

まとめ

本記事では「廃墟」の再生で地域を活性化させる取り組みについて紹介しました。

今回紹介した「水上温泉の廃ホテル」「沖縄ヤンバルホステル」「摩耶観光ホテル」では、廃墟を再生することで地域活性化に取り組んでいます。

皆さんの自宅や職場の近くにある廃墟も、もしかしたら地域活性の取り組みを進めているかもしれませんね。

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