建設現場で行われる地鎮祭とは?

こんにちは!転職博士です。

建設現場で仕事をしている方にとって馴染み深い「地鎮祭」。

しかし、建設現場で仕事をしたことがない方にとっては、地鎮祭がどのようなののかわからない方もいるのではないでしょうか?

そこで今回の記事では「地鎮祭」とは何かについて解説します。

建設現場で施工管理などの仕事に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!

地鎮祭とは

「地鎮祭」とは「じちんさい」と読み、建築工事や土木工事など建設工事の着工前に行う儀式のことです。

正しくは「とこしずめのまつり」と呼ばれています。

地鎮祭は建設工事を行う土地の神様をまつり、工事の安全と建物の繁栄を祈願するために昔から行われてきた儀式です。

お米や塩、お酒、海の幸、山の幸、野の幸などをお供え物として用意します。

地鎮祭は神主によって執り行われますが、手配・準備は施工会社が行うのが一般的です。

日取りは吉日が選ばれることが多く「大安」「先勝」「友引」の午前中に行われます。

逆に「仏滅」「先負」「三隣亡」に地鎮祭を実施するのは避けた方がいい日取りとされています。

地鎮祭の実施は義務ではありませんが「施主」「設計者」「施工会社の現場監督」などの工事関係者が参加するため、工事関係者が一度に顔を合わせるよい機会となります。

地鎮祭までに準備すること

ここからは、地鎮祭までに具体的に何をすればいいのかについて解説します。

日取りの決定

地鎮祭の開催日時をいつにするのかを施主をはじめ、工事関係者と打ち合わせをして決定します。

神主さんに依頼

地鎮祭の祈願は神主さんに依頼するのが一般的です。

神主さんが建設現場に来て祈願できるかどうかを確認しましょう。

お供え物を用意

地鎮祭では、お米・塩・お酒・海の幸・山の幸・野の幸などのお供え物を用意します。

「どのようなお供え物を用意するのか」「誰が用意するのか」については地域によっても異なるため、必ず確認しましょう。

初穂料を用意

初穂料とは、地鎮祭を行う神社へお渡しする謝礼のことです。

初穂料は地鎮祭が始まる前に渡す場合が多く、一般的には3〜5万円程度が相場といわれています。

地鎮祭当日の注意点

地鎮祭の服装はどうすればいいのか悩む方もいます。

スーツを着用すれば間違いないですが、特に服装にこだわらない場合もあります。

ただし、あまりにも派手な服装や露出がある服装ではなく、正装で参加するようにしましょう。

まとめ

今回は、建設現場で行われる「地鎮祭」とは何かについて解説しました。

着工から竣工、完工まで安全に建設工事を行うために執り行われている儀式が「地鎮祭」です。

今回解説した地鎮祭の内容は一般的なものとなるため、地域によって儀式の仕方が異なる場合があります。

地鎮祭の開催が決まったら、どのような準備が必要なのか関係者と打ち合わせをしながら進めていきましょう!

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