3Dプリンターで作った家が販売されるけど本当に住めるの? 従来の住宅と比べてメリットデメリットは?

こんにちは!転職博士です。

3Dプリンターで家が作られる時代に!

建設業においても3Dプリンターが使用されるようになりました。

そんな3Dプリンターで作られた家が販売されているのを知っていますか?

気になるのが3Dプリンターの住宅に本当に住めるのかということです。

そこで今回の記事では、3Dプリンターで作られた住宅に本当に住めるのかについて解説します。

従来の住宅と比べた3Dプリンターの住宅のメリット・デメリットもあわせて紹介します!

ぜひ、最後までご覧ください。

3Dプリンターの住宅に住める!

3Dプリンターの住宅とは、3Dプリンター技術を駆使して作られた住宅のことです。

すでにさまざまな分野で活用されている3Dプリンターですが、実は住宅の建築においても注目されています。

3Dプリンターで作られた住宅の販売が開始。

日本初の3Dプリンター住宅として注目されているのは「Sphere(スフィア)」です。

「Sphere(スフィア)」は、セレンディクス株式会社(本社:兵庫県西宮市)によって作られた住宅です。

24時間以内に住宅を完成させたことでも話題になりました。

「Sphere(スフィア)」の販売価格は、なんと約300万円!

これからマイホームを買いたい方は、3Dプリンターの住宅もあわせて検討してみてもいいですね。

セレンディクス株式会社|serendix 情報発信 blog

従来の住宅と比べた3Dプリンターのデメリット

従来の住宅と比べた3Dプリンターのデメリットを3つ解説します。

①3Dプリンターの設置スペースが必要

3Dプリンターを使って住宅を建てるために必要なのは、3Dプリンターを設置する広いスペースです。

狭あいな土地で住宅を建てる場合、3Dプリンターを設置できるだけの空間を確保できません。

住宅の建築前に、3Dプリンターを設置するための空間を考慮して計画する必要があります。

②建築基準法を満たしていない可能性もある

3Dプリンターで作られた住宅は、建築基準法を満たした材料を使用していない場合もあります。

鋼材・鉄筋・コンクリートなどの指定建築材料以外の材料を使用する場合は、材料の性能が建築基準法に適合しているかどうかについて国土交通大臣の認定を受けなければなりません。

大臣認定を受ける場合、性能評価などの手続きに時間がかかってしまいます。

また、3Dプリンターでコンクリート製の住宅を作る場合、コンクリート内に鉄筋を配置できません。

耐震性が不十分な住宅となってしまうため、安全面で大きな課題となっています。

③木造建築を作れない

3D プリンターが得意なのはコンクリートの住宅です。

木造の住宅を作れない点が3Dプリンターのデメリットといえます。

木造の住宅に住みたい方にとって、3Dプリンターで作られた住宅では満足できないと感じるかもしれませんね。

従来の住宅と比べた3Dプリンターのメリット

従来の住宅と比べた3Dプリンターのメリットを3つ解説します。

①工期短縮を実現

3Dプリンターを使うことで、24時間365日休むことなく稼働させられます。

どのような住宅を建てるのかによって異なりますが、3Dプリンターを使うと数時間で住宅の建築を完成させられる場合もあります。

職人が住宅を建てるよりも工期を短縮できるのが3Dプリンターの魅力です。

②建築コストの削減

3Dプリンターを使用して住宅を建てると、建築コストの削減にもつながります。

住宅の大部分をつくりあげるのは、作業員ではなく3Dプリンターです。

人手がかからないため人件費を抑えられます。

現場で部材の製作もできるため、材料の運搬費もかかりません。

③デザイン性の高い住宅が完成

デザイン性の高い住宅を作れるのも3Dプリンターの特徴です。

3Dプリンターの強みは曲線など複雑な形状の住宅でも作れるため、外観にこだわりがある方や個性的な住宅を希望する方におすすめですよ。

まとめ

今回の記事では、3Dプリンターの住宅をテーマに解説しました。

職人によって作られた住宅だけではなく、3Dプリンターによって作られた家に住めるようになった現代。

ただし、3Dプリンターの住宅にはメリット・デメリットがあります。 「3Dプリンターの住宅に住んでみたい!」「従来の建築方法で作られた住宅と3Dプリンターの住宅を両方検討したい

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