面白いトンネル3選
こんにちは!転職博士です。
車を運転していると、トンネルを通ることも多いのではないでしょうか?
一般道路や高速道路で見かけるトンネル。
そんなトンネルの中には「面白い!」と話題になっているものもあります。
そこで今回の記事では、面白いトンネルを3つ紹介します。
ぜひ、トンネルの魅力に浸ってみてくださいね!
1.素掘りのトンネル(岡山県)
「素掘りのトンネル」とは、岡山県高梁市にあるトンネルです。
作業員の手で崖を掘ってつくられたトンネルなのです。
「羽山第二トンネル」と呼ばれており、県道の一部にあります。
素掘りのトンネルは、全長32m・全幅3m・高さ制限2.5m。
大正8年に工事が始められ、大正10年に開通しました。
「本当にトンネルなの?!」という声があがるほど有名なのが素掘りのトンネルです。
しかし、素掘りのトンネルは老朽化が進んだことで岩が剥がれる可能性があったため、令和5年に補強工事が行われました。
2.譲り合いトンネル(静岡県)
「譲り合いトンネル」とは、静岡県天竜区にあるトンネルです。
「譲り合いトンネル」といわれている理由は、車両のすれ違いができないためです。
トンネルを通行する車両は、1台ずつ通行しなければなりません。
そんな譲り合いトンネルの全長はなんと700m。
中央部には待避所が設けられています。
トンネルを通行する際は車両のヘッドライトを点灯するのはもちろんのこと、前方を注意深く確認しながら通行する必要がありますね。
3.首曲がりトンネル(東京都)
「首曲がりトンネル」は「高輪橋架道橋」のことをいいます。
首曲がりトンネルの名前は、トンネルの高さが低いということが由来となっています。
首曲がりトンネルの全長は230mですが、なんと高さが約170cmしかありません。
身長が高い人がトンネルを通る場合は、頭がぶつかってしまう高さですね。
そんな首曲がりトンネルは、令和5年10月19日から歩行者と自転車のルートが変更されました。
これまで首を曲げて通行しなければならなかった首曲がりトンネルですが、現在は高さが約2.6mあります。
首を曲げることなく、通常通りに通行することができるようになったのです。
まとめ
今回の記事では、日本にある面白いトンネル「素掘りのトンネル」「譲り合いトンネル」「首曲がりトンネル」の3つを紹介しました。
日本のトンネル工事技術は、世界の中でもトップレベル!
トンネルについて詳しく知りたい方は、公益社団法人 土木学会の公式ホームページで確認できます。
ぜひ、トンネルについての理解を深めてみてはいかがでしょうか?