スマートビルでエネルギー消費の削減！
CSengineerこんにちは！転職博士です。
日本では、経済産業省の資源エネルギー庁を通じて省エネルギーに対する取り組みが推進されています。
そこで注目されているのがスマートビル。
スマートビルは、エネルギー消費の削減が期待されています。
「スマートビルって何？」
「スマートビルは、ほかのビルと何が違うの？」
「スマートビルの魅力には、どのようなものがあるの？」
このように、スマートビルについて疑問点を持っている方もいるのではないでしょうか？
そこで今回の記事では、スマートビルをテーマに詳しく解説します。
スマートビルとは何か、どのような魅力があるのかについて紹介するので、ぜひ理解を深めてみてくださいね！
スマートビルとは
「スマートビル」とは、IoTやAIなどのデジタル技術を駆使して、ビル内の設備やデータをリアルタイムで設備やデータを一元管理できる建物のことです。
スマートビルにすることで、ビル管理の効率化や設備の省エネ化が期待できるため、建物内の照明や空調の集中管理ができるようになります。
また、トイレの利用状況をリアルタイムで確認できたり、エレベータの待ち時間が短くなったりと、快適な環境の実現が可能です。
スマートビルの例をあげると、下記のようなものがあります。
- 東京ポートシティ竹芝（東京都港区）
- 竹中セントラルビルサウス（東京都江東区）
- 東京ミッドタウン八重洲（東京都中央区）
スマートビルの魅力
スマートビルには、どのような魅力があるのでしょうか？
ここからは、スマートビルの魅力を解説します。
魅力1：省エネが実現
スマートビルは、エネルギーがどのくらい使われているかをデータ収集し分析できるため、エネルギー消費の削減が期待できます。
人が利用していないエリアの空調を弱めたり照明を消したりするなど、エネルギー消費の最適化ができるようになるのです。
魅力2：ビル管理の効率化
スマートビルは、通常のビルに比べてビル管理の効率化を実現できます。
快適な環境整備のためにビル管理は必要ですが、すべて人の手で行うのは時間もコストもかかってしまいますよね。
一方、スマートビルはデジタル技術を活用することで、効率よくビル管理を行うことが可能です。
さらに、ロボットがビル内の掃除や警備ができるため、ビル管理の省力化にもつながります。
魅力3：セキュリティ対策の強化
スマートビルはセキュリティ対策の強化にもつながります。
不審者の侵入を防いだり、情報漏洩のリスクを低減できたりするようになるのです。
セキュリティ面の向上が期待できるのも、スマートビルの魅力ではないでしょうか？
まとめ
今回の記事では、スマートビルとは何か、スマートビルにはどのような魅力があるのかについて解説しました。
スマートビルは、IoTやAIなどのデジタル技術を駆使して管理ができる建物のことです。
省エネ・ビル管理の効率化・セキュリティ対策の強化など、スマートビルならではの魅力があります。
2030年度において、温室効果ガスを46%削減（2013年度比）、さらに50%を目指すと目標を掲げている日本。
スマートビルは、温室効果ガスの削減に寄与するといえるのではないでしょうか？
スマートビル市場は世界規模で拡大しているため、今後は日本でスマートビルの導入が進む可能性が高いといえます。
また、今後「スマートビルディングEXPO」が下記日程で開催予定です。
- 【大阪展】2024年9月11日（水）〜13日（金） 会場：インテックス大阪
- 【東京展】2024年12月11日（水）〜13日（金） 会場：東京ビッグサイト
スマートビルについて現地で理解を深めるチャンスです。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてくださいね！
詳細については、スマートビルディングEXPO公式サイトをご覧ください。
