道路の舗装と空港の舗装は何が違う?
こんにちは!転職博士です。
普段から車を運転している方もいるのではないでしょうか?
わたしたちが運転する車が快適かつ安全に走行できるのは、道路が適切に舗装されているからといっても過言ではありません。
舗装されているのは、道路だけではありません。
空港も同じように、適切に舗装されています。
さて、道路の舗装と空港の舗装の違いを知っていますか?
そこで今回の記事では、道路の舗装と空港の舗装は何が違うのかを解説します。
それぞれの舗装について理解を深めましょう!
道路の舗装
道路の舗装は、車両が快適かつ安全に走行できるように整備されています。
道路に使用されている舗装の材料は、アスファルトとコンクリートが一般的。
アスファルト舗装は、さまざまな道路で広く使われている舗装材料です。
一方、コンクリート舗装は交通量が多い道路や補修が困難な場所で使われることが多いです。
ただ、道路にどのような機能を持たせるかによって、舗装の種類は異なります。
たとえば、舗装内に水を浸透させないものを「排水性舗装」と呼び、舗装内まで水を浸透させるものを「透水性舗装」と呼びます。
排水性舗装は、車両通行時の安全性が向上するのが特徴です。
透水性舗装は、道路の温度上昇の緩和や歩行者への水はねや泥はねの低減が期待できます。
空港の舗装
空港の舗装は、車両と比べて荷重が大きい航空機を対象とした舗装です。
アスファルト舗装のほかに、無筋コンクリート舗装やプレキャストコンクリート舗装などが使われています。
空港の舗装は、車の舗装に比べて小さな破損が発生した場合でも緊急で補修を行うケースが多いです。
航空機の衝撃やエンジンによる熱の影響を受けやすいのが空港の舗装の特徴です。
アスファルト舗装の場合は、わだち・ひび割れが発生しやすくなります。
一方、現場打ちの無筋コンクリート舗装の場合は養生期間がかかってしまいますが、アスファルト舗装に比べて耐久性が高いです。
プレキャストコンクリート舗装の場合はコスト面で高くなってしまいますが、品質が安定している点が魅力といえます。
まとめ
今回の記事では、道路の舗装と空港の舗装は何が違うのかを解説しました。
道路の舗装は「アスファルト」「コンクリート」が一般的ですが、空港の舗装には「アスファルト」「無筋コンクリート」「プレキャストコンクリート」が使われています。
舗装工事について、理解が深まった方もいるのではないでしょうか?
「舗装工事」は建設工事の1つ。
舗装工事を担当している方だけではなく、これから舗装工事に携わりたい方も、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
さらに舗装について理解を深めたい方は、下記リンクの一般社団法人 日本道路建設業協会の公式サイトに掲載されている「舗装技術」もあわせてチェックしてみてくださいね!