海の見える地下鉄はなぜ作られた?
海の見える地下鉄はなぜ作られた?
こんにちは!転職博士です。
関西に住んでいる方や勤務地がある方は、普段から地下鉄を利用することもあるのではないでしょうか?
「地下鉄=トンネル内を走行する鉄道」とイメージする方も多いはずです。
ただ、大阪メトロ中央線は、海の見える地下鉄として注目されています。
では、なぜ海の見える地下鉄が建設されたのでしょうか?
今回の記事では、海の見える地下鉄が作られた理由について解説します。
大阪・関西万博の会場最寄り駅としても話題になっている大阪メトロ中央線について、ぜひ理解を深めてみてくださいね。
海の見える地下鉄「大阪メトロ中央線」とは
大阪で注目されている海の見える地下鉄といえば「大阪メトロ中央線」です。
大阪メトロ中央線は、長田駅とコスモスクエア駅の全長17.9kmを結ぶ地下鉄で、阿波座駅から大阪港駅までは地下ではなく高架線を走行しています。
なんと、高架線を走行する車窓からは大阪港を眺められるのを知っていますか?
地下鉄にも関わらず、高架区間が多い大阪メトロ中央線。
鉄道に揺られながら海を楽しめるのも魅力ですよね。
海の見える地下鉄を建設した経緯
「地下鉄はトンネル内を走行するもの」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
大阪メトロ中央線は、なぜ海の見える地下鉄を建設したのか理由が気になりますよね。
海の見える地下鉄(高架線)にした理由は、以下のとおりです。
- 浸水被害のリスクを低減させるため
- 地下鉄工事を行う上で難点があったため
大阪メトロ中央線が海の見える地下鉄(高架線)にしたのは、地下鉄の建設前に高潮などの浸水被害が頻発していたからといわれています。
また、地下の地層は塩分含有量が多くトンネルの建設が難しかったのです。
このように、安全面や施工面を考慮して海の見える地下鉄が作られたといえます。
まとめ
今回の記事では、海の見える地下鉄が建設された経緯について解説しました。
浸水被害のリスクやトンネル建設の難点などを理由に、海の見える地下鉄が作られました。
大阪メトロ中央線の一部区間では、高架線を走行し車窓から大阪港を眺望できます。
現在も、大阪港を眺望できる魅力的な地下鉄として注目されています。
今回の記事でお伝えした海の見える地下鉄が作られた経緯を踏まえて、大阪メトロ中央線に乗車してみてはいかがでしょうか?
大阪メトロ中央線は、大阪・関西万博の会場となる夢洲駅を新設。
コスモスクエア駅から夢洲駅までの延伸工事を進めている途中で、令和6年度中に夢洲駅が完成すると公表されています。
夢洲駅の完成も待ち遠しいですね!