不動産?? 移動可能な家、トレーラーハウス

こんにちは!転職博士です。

店舗や別荘などに活用されているトレーラーハウス。

トレーラーハウスは移動可能な家としても注目を集めていますが、住宅のように不動産とみなされるのか知っていますか?

今回の記事では、移動可能な家「トレーラーハウス」が不動産とみなされるのかを詳しく解説します。

トレーラーハウスの魅力についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

トレーラーハウスとは

非営利型一般社団法人 日本トレーラーハウス協会によると、トレーラーハウスは以下のとおり定義されています。

トラベルトレーラー・パークトレーラー・カーゴトレーラー・コンセッショントレーラー・オフィストレーラー等のトレーラーを一定の場所に定置し、土地側の給排水配管電気等の接続が工具を使用しないで脱着できる構造体であり、公道に至る通路が敷地内に確保されており、障害物がなく随時かつ任意に移動できる状態で設置したものをトレーラーハウスと呼ぶ。

又、その状態を維持継続していかなければならず、随時かつ任意に移動できる状態でなくなった場合はその時点でトレーラーハウスではなく違法建築物に該当する。

【引用】非営利型一般社団法人 日本トレーラーハウス協会|トレーラーハウスの定義

トレーラーハウスは、基本的には住宅ではなく車両とみなされています。

原則2階建てにできないのも、トレーラーハウスの特徴です。

不動産ではないため、固定資産税や不動産取得税はかかりませんが、自動車税・自動車取得税・重量税などがかかります。

ただし、車長12,000mm・車幅2,500mm・車高3,800mmを超える大型トレーラーハウスは、自動車関連の税金はかかりません。

非営利型一般社団法人 日本トレーラーハウス協会の公式ホームページには、トレーラーハウスについて解説されているので、こちらもあわせてご覧ください!

【参考】非営利型一般社団法人 日本トレーラーハウス協会|よくある質問【Question & Answer】

トレーラーハウスの魅力

トレーラーハウスの最大の魅力は、以下の2つです。

  • 暮らしの自由度が高い
  • 通常の住宅よりもコストがかからない

それぞれについて、順番にみていきましょう。

暮らしの自由度が高い

トレーラーハウスは市街化調整区域にも設置できるため、暮らしの自由度の高さが魅力です。

市街化調整区域とは、住宅などの建物が認められていない区域のことをいいます。

通常の住宅は、市街化調整区域に建築できません。

一方、トレーラーハウスは車両とみなされるため、市街化調整区域内に設置できます。

ただし、市街化調整区域内にトレーラーハウスを設置できない地方自治体もあります。

地方自治体のホームページを確認した上で、トレーラーハウスを設置しましょう。

通常の住宅よりもコストがかからない

トレーラーハウスは、通常の住宅よりもコストがかからないのも魅力です。

トレーラーハウスそのものは、200万円程度で購入できる場合もあります。

ただし、ハウスの大きさ・材質・設備によって価格は変わります。

また、運搬費用も別途かかる点も考慮しましょう。

まとめ

今回の記事では、移動可能な家「トレーラハウス」について解説しました。

トレーラハウスは、通常の住宅のように不動産とみなされず、基本的には車両扱いとなります。

住宅のように固定資産税や不動産取得税がかかりません。

水道・電気・ガスなどを整備することで快適な暮らしができるようになるのも、トレーラーハウスの魅力です。

トレーラーハウスに宿泊できるグランピング施設などもあります。

まずは、トレーラーハウスでの暮らしを体験してみてはいかがでしょうか?

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