ガソリン代上昇は建設業にどのくらい影響があった?
こんにちは!転職博士です。
「ガソリンの価格が高騰!」
各メディアでは、ガソリンの価格に関して報道されていますね。
では、ガソリン代が上昇することで、建設業にどのような影響が出ているのでしょうか?
今回の記事では、ガソリン代の上昇が建設業にどのくらい影響を与えているのかについて解説します。
建設業に従事している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガソリン価格はどのくらい?
ガソリン価格の現状について解説します。
経済産業省 資源エネルギー庁の「石油製品価格調査の結果(令和6年7月10日(水)14時公表)」によると、7月8日時点のガソリン・軽油・灯油店頭の小売価格(消費税込)は、以下のとおりとなっています。
- ガソリン:176.2円/リットル(前週比:0.6円)
- 軽油:155.8円/リットル(前週比:0.6円)
- 灯油店頭:117.8円/リットル(前週比:0.3円)
ガソリン・軽油・灯油店頭の小売価格は、すべて前週よりも値上がりしています。
さらに、ガソリンは3週連続の値上がり、軽油・灯油は2週連続の値上がり。
ガソリン小売価格が値上がりしているのは、37都道府県です。
多くの地域でガソリン代が上昇していることがわかりますね。
【ガソリン代上昇】建設業への影響
ガソリン代の上昇は、建設業にどのくらい影響があったのかを解説します。
建設業への主な影響は、以下のとおりです。
- 資材の価格が高くなる
- 建設機械の燃料コストがかかる
それぞれについて詳しく解説します。
資材の価格が高くなる
建設現場では、さまざまな資材を使いますね。
車両で運搬されるものが多い建設資材。
資材によっては遠距離から運搬しなければならないため、その分輸送コストがかかります。
資材を運搬する車両には、ガソリンが必要です。
ガソリン代が上昇すれば輸送コストも高くなるため、資材価格が高くなる傾向があります。
資材価格だけではなく輸送コストも考慮して、原価管理を行うことが重要です。
建設機械の燃料コストがかかる
建設機械を使う場面も多い建設現場。
建設機械を稼働させるためには、ガソリンや軽油などの燃料が必要です。
建設工事は数ヶ月〜数年単位で行われるため、建設機械とあわせて燃料を使い続けることになります。
ガソリン代が上昇すると、建設機械を稼働させるほど燃料コストがかかってしまいます。
建設機械をどのくらいの期間・頻度で使用するかを明確にして、燃料コストがいくらかかるのかを明確にしましょう。
まとめ
今回の記事では、ガソリン代の上昇が建設業にどのくらい影響を与えているのかについて解説しました。
ガソリン価格の上昇により、建設工事で使用する資材価格や建設機械の燃料コストが高くなります。
建設工事は、決められた予算内で建設工事を進めなければなりません。
資材や燃料の価格を把握して、原価管理を行いましょう。
資材価格やガソリン価格は変動するため、最新情報をチェックすることが大切です。