都市生活にかかせない共同溝とは?

こんにちは!転職博士です。

「共同溝」という言葉を聞いたことはありますか?

実は、普段あまり目にすることがない共同溝。

しかし、わたしたちが都市生活を送る上で、共同溝はなくてはならない重要なものです。

そこで今回の記事では、都市生活にかかせない共同溝とは何かを詳しく解説します。

この記事を読み終わる頃には、共同溝の重要性が理解できるでしょう。

それでは、詳しく見ていきましょう!

共同溝とは

「共同溝」とは、上下水道・電気・ガス・電話などのライフラインを道路の地下空間にまとめて収めた施設のことです。

共同溝の維持点検のための空間も設け、照明や換気などが設置されています。

鉄筋コンクリートでつくられている共同溝。

現場打ち工法のほか、プレキャスト工法も採用されています。

共同溝を施工すると実現できること

共同溝を施工すると、どのようなことが実現できるのでしょうか。

実現できることは、以下のとおりです。

【共同溝を施工すると実現できること】

  • 道路の掘り返し工事を防止
  • 地震に強いまちづくり

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

道路の掘り返し工事を防止

共同溝を施工することで、道路の掘り返しを防止できます。

上下水道・電気・ガス・電話などのライフラインは、道路の地下空間に収められています。

これらの工事のたびに、道路の掘り返しを行うと車両の渋滞が発生しますね。

さらに、工事を行うと、歩行者など第三者への危険も増してしまいます。

一方、共同溝を施工すると、道路を掘り返す必要がありません。

道路の掘り返しを防止することで、交通渋滞の防止や安全面の確保などが実現します。

地震に強いまちづくり

地震に強いまちづくりを行う上でも、共同溝は重要です。

地震が起こった場合でも、鉄筋コンクリート構造物である共同溝は被害を受けにくいという特徴があります。

自然災害によって、ライフラインの寸断や異常などが起こることも。

共同溝の場合は、ライフラインの寸断や異常などにも対応しやすいため、地震大国である日本にとっては重要な構造物であるといえます。

まとめ

今回の記事では、都市生活にかかせない共同溝とは何かを詳しく解説しました。

共同溝は、道路の地下空間にライフラインを収めた施設です。

共同溝を施工することで、道路の掘り返しの防止や地震に強いまちづくりに繋がるといえます。

設計や施工、維持・管理など、建設業界に関わる技術者や技能者だけが見られるのが共同溝。

今回の記事で、共同溝への理解が深まったのではないでしょうか?

大阪市の公式ホームページでは、共同溝の建設について詳しい解説が掲載されています。

ぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください!

【参考】大阪市|共同溝の建設

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