紙で作られた建物 紙のカテドラル
こんにちは!転職博士です。
地震大国と呼ばれている日本。
耐震技術をはじめ、日本の建築技術は世界トップレベルと言われています。
中でも注目されているのは、紙で作られた建物「紙のカテドラル」です。
「紙の建物とは、いったい何?」
「紙のカテドラルとは、どんな建物?」
紙で建物が作られていると言われても、なかなか想像できないものですよね。
そこで今回の記事では、紙で作られた建物「紙のカテドラル」とは何かを詳しく解説します。
日本が誇る建築物の魅力に迫りましょう!
「紙のカテドラル」とは
「紙のカテドラル」とは、紙で作られた建物です。
「カテドラル」は、大聖堂という意味があります。
2013年8月に、ニュージーランド・クライストチャーチに建てられました。
クライストチャーチといえば、2011年に発生した地震で甚大な被害を受けた都市です。
地震の被害を受けたクライストチャーチ大聖堂の代わりの建物を作るために、仮設の大聖堂の設計を行いました。
紙のカテドラルを設計したのは、日本を代表する建築家である坂茂氏。
坂茂氏は持続可能性に重点を置いており、再生可能な素材である紙管を使う建築家です。
紙のカテドラルの主な資材も紙管。
紙のカテドラルは、坂茂氏が手がける建築の特徴を生かしたデザインとなっています。
「紙のカテドラル」の魅力
「紙のカテドラル」は、長さ20mの紙管を90本以上用いて作られました。
屋根には透明なポリカーボネート材を採用し、たっぷりと自然光を取り込める作りに。
また、外観のカラフルなガラスも美しさを感じられます。
紙のカテドラルは、700名収容ができる建物です。
教会として使われるほか、コンサートやイベントにも使用されています。
坂茂氏の代表的な建築物
紙管を使う建築家として有名な坂茂氏。
坂茂氏の代表的な建築物には、どのようなものがあるのでしょうか?
以下は、坂茂氏の代表的な建築物です。
【坂茂氏の代表的な建築物】
- 紙の家 (山梨県山中湖村)
- カーテンウォールの家(東京都板橋区)
- アスペン美術館(アメリカ合衆国コロラド州)
- 女川駅(宮城県女川町)
- 静岡県富士山世界遺産センター(静岡県富士宮市)
まとめ
今回は、紙で作られた建物「紙のカテドラル」とは何かを解説しました。
紙のカテドラルは、ニュージーランド・クライストチャーチにある大聖堂です。
そんな世界的に有名な建築物を作りあげたのは、日本を代表する建築家の坂茂氏。
紙管を使った独特な建物は、世界的にも有名です。
世界最高レベルといわれるほど、建築技術の高さを誇る日本。
今後、世界で進められている建築プロジェクトにも注目していきたいですね。