建設業AIでできること（リアルタイムモニタリング、プロジェクトプランニングの自動化、建設機械や車両の追跡）

建設業AIでできること（リアルタイムモニタリング、プロジェクトプランニングの自動化、建設機械や車両の追跡）

こんにちは！転職博士です。

2024年（令和6年）4月16日に国土交通省から公表された「i-Construction2.0～建設現場のオートメーション化～」により、i-Construction2.0が策定されました。

i-Construction2.0でも、AIを活用した施工のオートメーション化を推進しています。

また、リモート化やオフサイト化を目指すとの記述も。

今後、建設業ではAIの活用が拡大することでしょう。

「建設業では、どのようなことにAIが活用されているの？」

このように、AIの活用事例が気になっている方もいるのではないでしょうか？

そこで今回の記事では、建設業におけるAIの活用事例を3つ紹介します。

建設業でどのようにAIが活用されているのかについて、詳しく見ていきましょう。

【参考】国土交通省｜i-Construction2.0～建設現場のオートメーション化～

【建設業のAI活用事例①】リアルタイムモニタリング

建設業では、AIを活用して「リアルタイムモニタリング」を行なっています。

リアルタイムモニタリングとは、建設現場に設置したカメラからリアルタイムで現場状況を把握できるシステムです。

リアルタイムモニタリングを導入すると、建設現場の作業がどのくらい進んでいるかなど進捗管理ができるようになります。

さらに、複数の作業場の状況を確認できるので、建設現場の安全性の向上が期待できます。

株式会社大林組では、4D施工管理支援システムを開発。

4D施工管理支援システムを活用することで、建設現場の状況をBIMで作成された3Dモデルにリアルタイムで反映できるのです。

株式会社大林組の4D施工管理支援システムについて詳しく知りたい方は、以下リンクからチェックしてみてくださいね。

【参考】株式会社大林組｜現場稼働状況をリアルタイムに反映する4D施工管理支援システムを開発

【建設業のAI活用事例②】プロジェクトプランニングの自動化

建設業のAI活用事例の1つが「プロジェクトプランニングの自動化」です。

建設業のプロジェクトプランニングとは、建設プロジェクトが完成するまでに行う計画のことを指します。

建設プロジェクトを進めるために、工程・原価・安全・品質などを行う必要があります。

大規模な建設工事になるほど、数ヶ月〜数年単位など工期が長くなりますね。

工期が長くなれば工事原価も高くなり、労働災害のリスクも高まります。

AIを活用したプロジェクトプランニングの自動化を実施すれば、施工管理を効率良く行えるのです。

生産性向上や業務効率化だけではなく、安全対策にもつながります。

また、建設工事に使用する資材の在庫管理もできるため、発注漏れも防げます。

【建設業のAI活用事例③】建設機械や車両の追跡

建設業では「建設機械や車両の追跡」にAIが活用されています。

建設現場では、さまざまな建設機械や車両を見かけるのではないでしょうか？

建設機械や車両の搬入時、位置情報を取得できれば安全に現場内に誘導できます。

また、建設工事中は、建設機械や車両の稼働状況を把握しやすくなるでしょう。

さらに、建設機械や車両の追跡においてAIを活用することで、作業員の安全性も向上します。

安全管理においても大きく役立つのが、AIを活用した建設機械や車両の追跡です。

まとめ

今回の記事では、建設業におけるAIの活用事例を3つ紹介しました。

2040年度までに、少なくとも3割の建設現場の省人化を目指す建設業。

つまり、生産性を1.5倍以上向上することを目標としています。

生産性向上のために、建設現場では施工管理をはじめAIを活用するシーンも増えています。

建設業では、さまざまな企業でAIに関する開発を行なっています。

最新の建設技術だけではなく、AI技術についても最新情報を追っていきたいですね。