電車が通れない町(関東鉄道沿線 石岡市にある気象庁地磁気観測所周辺)

こんにちは!転職博士です。

関東鉄道沿線にある茨城県石岡市。

石岡市は関東三代祭り「石岡のおまつり」が有名ですが、気象庁地磁気観測所があることを知っていますか?

そんな石岡市ですが、実は「電車が通れない町」とも呼ばれています。

今回の記事では、関東鉄道沿線の石岡市にある気象庁地磁気観測所周辺は、なぜ電車が通れないのかを解説します。

安心・安全な暮らしを送る上で欠かせない秘密が隠されているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

気象庁地磁気観測所とは

「気象庁地磁気観測所」とは、茨城県石岡市柿岡にある気象官署(気象台や測候所)です。

1913年(大正2年)から現在まで、柿岡では地磁気の観測が行われています。

地磁気とは地球の「磁場」を指し、地球内部の外核と呼ばれる場所で発生することが多いと言われています。

地球環境の変動に伴い地磁気も変化していることから、気象庁では観測を続けているのです。

地磁気観測所で実施される主な業務は、以下のとおりです。

【地磁気観測所で行われる業務】

観測業務・地磁気観測 ・火山における地球電磁気研究観測
通報業務・地球電磁気定時観測気象報 ・ウルシグラム通報 ・磁気嵐通報 ・インターマグネット
調査研究業務・重点課題 ・基礎課題 ・他機関との研究協力
検定業務・委託検定 ・部内検査

【引用】気象庁地磁気観測所|観測所について 業務内容

関東鉄道と気象庁地磁気観測所の関係

関東鉄道は、1965年(昭和40年)6月1日に誕生した鉄道です。

2024年(令和6年)10月4日時点で常総線と竜ヶ崎線の2線が運行。

ただ、全線非電化で運行しています。

電化しない理由は、石岡市にある地磁気観測所に影響を及ぼすためです。

電化すると直流電流が流れ地磁気観測を邪魔してしまうため、関東鉄道は全線非電化で運行しています。

地磁気観測所の最寄駅は、JR常磐線「石岡駅」。

石岡駅から地磁気観測所までは約11kmです。

関鉄グリーンバス(石岡・柿岡線)に乗車後「内宿」で下車し、地磁気観測所まで徒歩で向かいます。

地磁気観測所までのアクセスが不便に感じるかもしれませんが、地磁気の観測に悪影響を及ばさないように、あえて鉄道を通していないとわかりますね。

まとめ

本記事では、関東鉄道沿線の石岡市にある気象庁地磁気観測所周辺は、なぜ電車が通れないのかを解説しました。

電車が通れない理由は、地磁気観測所に悪影響を及ばさないためです。

地球環境の変動に伴い、地磁気も変化します。

地磁気を正確に観測する必要があるので、直流電流が流れる電車を通せないのです。

今回紹介した地磁気活動に関する詳しい情報は、以下の公式ホームページから確認できます。

こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!

【参考】気象庁地磁気観測所公式ホームページ

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