これからの大規模プロジェクトの紹介(うめきた2期〜2027年 なにわ筋線〜2031年 IR〜2030年 リニア延伸〜2037年)
こんにちは!転職博士です。
一般財団法人建設経済研究所の公式ホームページには「建設投資の見通し」が掲載されています。
2024年10月11日に公表された「建設経済モデルによる建設投資の見通し(2024年10月)」によると、2014年から2025年の建設投資額は右肩上がりで増加。
今後も、建設市場規模は拡大するといえます。
日本全国では、今後どのような建設工事が進められるのでしょうか?
そこで今回の記事では、これから行われる大規模な建設プロジェクトを紹介します。
注目されている建設プロジェクトについて理解を深めましょう!
【参考】一般財団法人建設経済研究所|建設経済モデルによる建設投資の見通し(2024年10月)
うめきた2期(〜2027年)
「うめきた2期」とは、うめきた2期プロジェクトを指します。
正式名称は「グラングリーン大阪」です。
JR大阪駅の北側の再開発計画として、注目を集めています。
大阪府・大阪市・UR都市機構・グラングリーン大阪開発事業者・JR西日本が連携し、公園・商業施設・ホテル、歩行者デッキなどが整備されています。
2023年(令和5年)3月には、JR大阪駅(うめきたエリア)が開業。
2024年(令和6年)9月6日には、先行まちびらきが実施されました。
2027年(令和9年)春頃に公園全体の開園、2027年度(令和9年度)中に全体まちびらきが予定されています。
今後、大阪駅周辺がどう変化するのか楽しみですね。
【参考】大阪市|うめきた2期区域の先行まちびらきの概要について
なにわ筋線(〜2031年)
「なにわ筋線」とは、2023年(令和5年)3月に開業した大阪駅(うめきたエリア)とJR難波駅・南海本線の新今宮駅をつなぐ新しい路線です。
2021年(令和3年)10月に工事が着手。
2031年(令和13年)の春頃に開業する予定です。
なにわ筋線が開業することで、新大阪駅や関西国際空港へのアクセスが便利に!
梅田地区から難波地区の移動時も、電車内の混雑緩和が期待されています。
通勤や通学、観光などで電車を利用する際、混雑が緩和されるとストレスを感じることなく移動ができそうですね。
【参考】大阪市|なにわ筋線について
IR(〜2030年)
「IR」は、Integrated Resortの略です。
複合的な施設を指し「国際会議場」「展示場」「ショッピングモール」「ホテル」「カジノ」などで構成されます。
大阪府・大阪市・IR事業者が連携して、世界最高水準のIRの実現に取り組んでいます。
「大阪IR」と呼ばれており、2030年(令和12年)秋頃に大阪市此花区の夢洲に開業予定です。
夢洲といえば、2025年(令和7年)4月13日〜10月13日に開催される大阪・関西万博の開催地ですね。
大阪・関西万博が終わっても、夢洲は大阪の中でも賑わいを見せるでしょう。
【参考】大阪府|大阪IRとは?
リニア延伸(〜2037年)
「リニア延伸」とは、リニア中央新幹線を東京から大阪まで延伸する大規模なプロジェクトです。
品川〜名古屋の開通が2027年(令和9年)、名古屋〜大阪の開通が2045年(令和27年)とされていましたが、全線開業するまで最大8年前倒しを目指しています。
最大8年前倒しになった場合、2037年(令和19年)に開業します。
リニア中央新幹線が全線開通すれば、大阪から名古屋までの移動時間は27分。
さらに、大阪から東京までは67分で到着できるようになります。
大阪から名古屋や東京への移動がしやすくなるので、気軽にお出かけを楽しめるようになりますね。
【参考】
まとめ
今回は、これから行われる大規模な建設プロジェクトを4つ紹介しました。
皆さんが知っているプロジェクトは、いくつありましたか?
今回紹介した4つの建設プロジェクトは、メディアなどでも取り上げられることも多いのではないでしょうか?
今後も建設プロジェクトに関する情報を追い、完成を楽しみに待ちましょう!