50代以降の転職、契約社員での採用が増える?  契約社員と正社員の待遇の違い

こんにちは!転職博士です。

総務省では、転職者や転職等希望者の動向を公表しています。

総務省「直近の転職者及び転職等希望者の動向について(2023年12⽉18⽇)」によると、就業者のうち転職者は325万⼈で転職等希望者は1035万⼈。

転職者や転職等希望者は、いずれも増加しています。

転職が当たり前になったといっても過言ではない現代。

知識や経験が豊富な50代以降から、転職を考える方もいるのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、50代以降の転職をテーマに解説します。

また、契約社員での採用や契約社員と正社員の待遇の違いを紹介します。

転職を考えている50代以降の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【参考】

総務省|直近の転職者及び転職等希望者の動向について(2023年12⽉18⽇)

50代以降の転職状況

「年齢が高くなるほど転職は厳しくなる」

このような声を聞いたことはありますか?

年齢が高くなるほど、仕事で培った知識や経験が豊富です。

さらに、専門性が高い職種に就いていると、他の業務に対応できない点や給与や年収が高い点などがあります。

年齢が高くなるほど転職が厳しいといわれるのは、上記の理由があげられます。

しかし、転職の難易度は業界や業種によって異なるのがポイントです。

特に人材確保を課題としている建設業では、即戦力が求められます。

建設業界で培った知識や経験をすぐに転職先で活かせるため、50代以降の転職は有利に進められるといえます。

50代以降の転職は契約社員も視野に!

転職を考えている50代以降の方は、契約社員も視野に入れましょう。

正社員を正規雇用と呼ぶのに対し、正社員以外を非正規雇用と呼びます。

契約社員も非正規雇用に該当します。

厚生労働省「2023年度第1回雇用政策研究会(参考資料集)」によると、2022年における非正規雇用者は2,101万人。

全体の36.9%が非正規雇用者です。

さらに、非正規雇用者全体の13.5%を契約社員が占めており、283万人と公表されています。

中途社員の場合、正社員ではなく契約社員として採用している企業もあります。

契約社員から正社員登用制度を設けている企業もあるので、転職活動を行う際は必ず求人案内を確認しましょう。

【参考】

厚生労働省|2023年度第1回雇用政策研究会(参考資料集)

契約社員と正社員の待遇の違い

契約社員と正社員の待遇の違いは、主に下表のとおりです。

 契約社員正社員
雇用期限有期労働契約無期労働契約
仕事内容雇用契約書に明記された業務多様な業務や裁量権のある業務
給与・賞与給与に違いがあり、賞与がないこともある給与に違いがあり、賞与がある
昇級・昇格昇給・昇格がないこともある昇給・昇格がある
休日雇用形態による違いはない雇用形態による違いはない
福利厚生福利厚生の範囲が限定されることもある幅広い福利厚生を受けられる

まとめ

今回は、50代以降の転職で押さえておきたい契約社員について、採用状況や正社員との待遇の違いを解説しました。

働き方が多様化している現代。

これまで正社員として仕事をしてきた方も、さまざまな雇用形態を理解する必要があります。

契約社員として中途社員を採用している企業もあるので、契約社員と正社員どちらの働き方を希望するのかを明確にし転職活動を行いましょう!

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