一般の人にはあまり知られていない建設業の職種(樹木医、ランドスケープデザイナー、サイディング士)
こんにちは!転職博士です。
「建設業」と聞いて、どのような職種をイメージしますか?
建設業の職種は多種多様ですが、中には一般の人にはあまり知られていない職種もあります。
建設業でキャリアチェンジをしたい方や転職をしたい方は、どのような職種があるのかを理解することが重要です。
そこで今回の記事では、一般の人にはあまり知られていない建設業の職種を3つ紹介します。
「樹木医」「ランドスケープデザイナー」「サイディング士」について詳しく見ていきましょう!
建設業の仕事に興味がある方、別の職種にキャリアチェンジしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
建設業の職種1:樹木医
「樹木医」とは、樹木の保護や育成、管理を行う専門家です。
樹木医が行う主な業務は、以下のとおりです。
【樹木医の主な業務】
- 調査
- 研究
- 診断
- 治療
- 公園緑地の計画
- 設計
- 設計監理
「樹木のお医者さん」と言われることも多い樹木医。
樹木の病気を予防する上でも、専門知識を有した樹木医の存在は重要といえます。
ただ、樹木医と名乗るためには、一般財団法人日本緑化センターが実施する資格認定試験に合格しなければなりません。
樹木医の受験資格で定める業務経歴に該当しているかを確認してから、受験をしましょう。
【参考】
建設業の職種2:ランドスケープデザイナー
「ランドスケープデザイナー」とは、公園や商業施設などに植物を配置し、快適かつ安全な空間をデザインする職種です。
ランドスケープデザイナーは、別名「ランドスケープアーキテクト」とも呼ばれています。
ランドスケープデザイナーの主な業務は、以下のとおりです。
【ランドスケープデザイナーの主な業務】
- 打ち合わせ
- 現地調査
- デザイン考案
- 設計図面作成(2D・3D)
- 施工管理
ランドスケープデザイナーとしてのキャリアを歩むなら、一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会が実施する資格認定試験を受検すると有利です。
「登録ランドスケープアーキテクト(RLA)」という資格があります。
また、造園工事に関わることも多いのがランドスケープデザイナーの特徴です。
一般財団法人全国建設研修センターが実施する造園施工管理技士(1級・2級)を取得すると、業務の幅を広げられるでしょう。
【参考】
一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会|登録ランドスケープアーキテクト(RLA)
建設業の職種3:サイディング士
「サイディング士」とは、建築物の外壁工事を行うサイディングの施工を行う専門家を指します。
サイディング士が行う主な業務は、以下のとおりです。
【サイディング士が行う主な業務】
- 建築物の外壁にサイディングボードを貼り付ける
- 外壁材のメンテナンスを行う
サイディングは、窯業系・金属系・樹脂系・木質系が使用されることが多いですが、住宅の外壁の7割で採用されているのが窯業系サイディングです。
サイディング士として活躍するなら、 一般社団法人日本窯業外装材協会が実施する検定し試験であるNYGサイディング施工士の資格を取得すると良いでしょう。
【参考】
一般社団法人日本窯業外装材協会|NYGサイディング施工士とメリット
まとめ
今回は、一般の人にあまり知られていない建設業の職種「樹木医」「ランドスケープデザイナー」「サイディング士」の3つを紹介しました。
建設業の中には、さまざまな職種があります。
「建設業に興味がある」
「建設業に転職したい」
このような方は、まずは職種を知ることが大切です。
当社では、建設業界に特化した転職支援をおこなっております。
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