施工管理をやっていると普段の写真撮影もうまくなる?
こんにちは!転職博士です。
建物や構造物を施工する際に欠かせない施工管理。
工事を安全に工程通りに実施するために、施工管理はなくてはならない重要な職種です。
そんな施工管理業務の1つが工事写真の撮影。
「施工管理をやっていると普段の写真撮影も上手くなる?」
このように、施工管理は写真撮影の技術が向上するのではないかと期待されています。
そこで今回の記事では、施工管理をやっていると普段の写真撮影もうまくなるのかを解説します。
写真撮影を趣味にしたい方も必見です!
施工管理が撮影する工事写真
施工管理者が撮影する写真は、建物や構造物の工事写真です。
発注機関や工事の種類によって撮影する工事写真は異なりますが、各発注機関の写真管理基準に基づきます。
今回は、国土交通省「写真管理基準(案)令和6年3月」をもとに、どのような写真を撮影するのかを紹介します。
【施工管理技士が撮影する工事写真(区分)】※国土交通省「写真管理基準(案)令和6年3月」
- 着手前・完成
- 施工状況
- 安全管理
- 使用材料
- 品質管理
- 出来形管理
- 災害
- 事故
- 補償関係外
また、工種によって撮影項目や頻度が決まっているので、写真管理基準を確認し写真を撮影します。
工事写真を撮影する際は、必要事項を黒板に記載し文字が見えるように写し込みます。
黒板に記載する必要事項は、以下のとおりです。
【黒板に記載する必要事項】※国土交通省「写真管理基準(案)令和6年3月」
- 工事名
- 工種等
- 測点(位置)
- 設計寸法
- 実測寸法
- 略図
【参考】
施工管理は写真撮影の技術が高い
施工管理は、写真撮影の技術が高い傾向があります。
建物や構造物と黒板を画角に収めて写真を撮影する必要があります。
施工中の建物や構造物が鮮明に写っていなかったり、黒板の文字が見えなかったりすると、写真を提出しても無意味になる可能性も。
また、逆光で撮影箇所が反射してしまったり、夜間工事で暗くて見えなかったりするのを避けるために、明るさにも気をつけます。
新入社員や施工管理業務の経験が浅い社員は、上司や先輩から工事写真の撮影の方法や撮影のコツをレクチャーしてもらえるのが一般的です。
はじめは、上司や先輩のように工事写真を撮影できず、撮り直しをすることもありますが、工事写真の撮影を経験する中で写真撮影技術は向上します。
写真撮影技術は、建設現場だけではなく日常生活でも活かせます。
被写体をどのように画角に収めるか、明るさに問題はないかなど、風景・グルメ・人物でも同じ考え方で撮影できるでしょう。
「施工管理は写真撮影がうまくなる」というのは、納得できるのではないでしょうか?
まとめ
今回は、施工管理をやっていると普段の写真撮影もうまくなるのかを解説しました。
施工管理業務の1つである工事写真の撮影。
施工管理業務の経験を積むほど、写真撮影技術も向上する傾向があります。
工種によって、写真撮影で気をつけるポイントも異なります。
これから施工管理業務に従事する方は、業務を通して写真撮影技術を向上させましょう。
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