未経験から施工管理を始めて、現場代理人になるまでの道のり

こんにちは!転職博士です。

「施工管理って具体的にどんな仕事をするんだろう?」

「未経験から現場代理人になるためにはどうすればいい?」

他業界から建設業界への転職を考えている方は、わからないことも多いのではないでしょうか?

今回は、未経験から施工管理を始めて、現場代理人になるまでの道のりを解説します。

最後まで読み進めることで、未経験から施工管理、現場代理人になるまでの具体的なキャリアパスを描けるでしょう。

  • 未経験から建設業界への転職を考えている方
  • 他業種から施工管理に挑戦したい方
  • 現場代理人を目指している方

このような方は、ぜひ最後までご覧ください!

未経験から施工管理職へのステップ

未経験から施工管理職になるための具体的なステップを解説します。

詳しく見ていきましょう!

求められる資格の取得

工事担当者として仕事をする場合は、必ずしも資格が必要なわけではありません。

ただし、施工管理職として監理技術者や主任技術者などの立場で仕事をするためには、以下の資格が必要となります。

  • 建設機械施工管理
  • 土木施工管理
  • 建築施工管理
  • 電気工事施工管理
  • 管工事施工管理
  • 電気通信工事施工管理
  • 造園施工管理

土木や建築、電気工事など、業務の種類によって求められる資格は変わります。

また、上記資格は1級と2級に分かれており、受検するためには一定年数の実務経験が必要です。

詳しくは、国土交通省「令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります」をチェックしてみてくださいね!

【参考】国土交通省|令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります

資格取得に必要な実務経験

資格を取得するためには、第一次検定と第二次検定を両方受検し、合格しなければなりません。

第一次検定は、受検年度時点での年齢を満たせば誰でも受検ができます。

第一次検定の受検資格は、以下のとおりです。

【第一次検定の受検資格】

  • 1級:19歳以上
  • 2級:17歳以上

ただし、第二次検定の受検資格は、条件によって異なります。

詳しくは、国土交通省「令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります」をチェックしてみてくださいね!

【参考】国土交通省|令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります

なお、2024年度から2028年度までは経過措置期間となっており、第二次検定の受検資格は旧受検資格と新受検資格のどちらかを選択できます。

コミュニケーションスキルの向上

施工管理の仕事では、発注者や協力会社などの人とコミュニケーションが不可欠です。

たとえば、安全に関わる現場ルールを周知する際は、わかりやすく伝わるようなコミュニケーションを心がける必要があります。

施工管理業務をスムーズに進めるためにも、高いコミュニケーションスキルが求められます。

現場代理人に必要な3つのスキル

現場代理人に必要なスキルは、以下の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

建設工事に関わる幅広い知識

現場代理人の主な業務は、現場での指示や建設工事に関わる契約、現場周辺住民とのやり取りです。

現場代理人は、建設する設備が周辺環境にどう影響するか、どのような技術が必要とされるかを理解しておかなければなりません。

また、現場代理人と監理技術者を両方兼務することもあります。

現場代理人と監理技術者については、国土交通省「技術者の役割に応じた配置・専任要件の基本的枠組みの再検討に向けて」で詳しく解説されています。

本記事とあわせて、ぜひチェックしてみてください!

【参考】国土交通省|技術者の役割に応じた配置・専任要件の基本的枠組みの再検討に向けて

プロジェクトの管理能力

現場代理人の業務には、発注者とのやり取りも含まれます。

予算の把握や予定管理、人員の効率的な配置など、プロジェクトの管理能力が必須です。

プロジェクトの管理能力が高ければ、発注者からの評価向上につながるでしょう。

リーダーシップ

現場代理人に欠かせないのがリーダーシップです。

建設現場では、作業の指示を出したり安全対策の周知をしたりするなど、リーダーシップが求められます。

また、建設現場では決断力や行動力も必要です。

リーダーシップのある現場代理人は、発注者や協力会社の信頼も得られるため、良好なチームをつくれるでしょう。

まとめ

今回は、未経験から施工管理を始めて、現場代理人になるまでの道のりを解説しました。

現場代理人になるための特別な資格は必要ありませんが、施工管理業務では資格の取得が推奨されています。

施工管理技士の資格を保有することで、監理技術者や主任技術者などの職務に従事できます。

ただし、施工管理業務に関連する資格を取得するためには、数年間の実務経験が必要です。

未経験から施工管理職へのステップ、現場代理人に必要な3つのスキルを押さえ、現場代理人として建設業界で活躍しましょう!

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