木造住宅の施工管理経験からRC造の施工管理職にジョブチェンジしたらどれくらい戦力になる?
こんにちは!転職博士です。
わたしたちの身の回りには、住宅・マンション・ビル・商業施設などの建築物がありますね。
そんな建築物の施工に関われるのが施工管理職。
ただ、木造とRC造の住宅を建てる場合、施工管理における共通点と相違点があります。
そこで今回は、木造住宅の施工管理経験からRC造の施工管理職にジョブチェンジしたら、
どのくらい戦力になるのかを解説します。
構造形式が違う施工管理職へジョブチェンジを考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
木造住宅の施工管理経験がRC造の施工管理で活かせるもの
木造住宅の施工管理経験がRC造の施工管理で活かせるものは、以下のとおりです。
安心してジョブチェンジをするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーションスキル
木造住宅の施工管理経験で培ったコミュニケーションスキルは、RC造の施工管理でも活かせます。
木造住宅を建てる際、お客さまや協力会社の方々とのコミュニケーションが欠かせません。
お客さまに工事のスケジュールを説明したり、協力会社の方へ必要事項を周知したりするため、高いコミュニケーションスキルを身につけられます。
また、施工中は現場付近に大型車両が通行するので、近隣住民への配慮も重要です。
ただ、木造住宅だけでなくRC造の施工管理経験でも、コミュニケーションスキルは必要となります。
チームを先導するリーダーシップ
チームを先導するリーダーシップは、木造住宅だけでなくRC造でも活かせます。
木造住宅を建てる場合、多くの職人さんが作業を進めます。
職人さんの指揮・監督をするのが、施工管理技術者の仕事。
構造形式が変わったとしても、建築物の施工管理ではリーダーシップが必要です。
RC造の施工管理でも、木造住宅の施工管理で得たリーダーシップを活かせますよ。
木造住宅の施工管理経験がRC造の施工管理で活かせないもの
木造住宅の施工管理経験がRC造の施工管理で活かせないものは、以下のとおりです。
後悔しない転職をするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
材料の知識
木造住宅とRC造では使用する材料が変わるため、新しい材料の知識を習得しなければなりません。
木造住宅では木材や金物などを使用しますが、RC造では鉄筋やコンクリートなどを使用します。
RC造の建築物を完成させるためには、材料の特性を理解する必要があります。
木造住宅からRC造の施工管理にジョブチェンジする際は、材料に関する新しい知識を得なければならない点を押さえておきましょう。
品質管理
RC造の施工管理では、木造住宅よりも高い施工精度が求められることもあります。
木造住宅もRC造のどちらも品質管理を行いますが、RC造は品質管理の項目が増えたり、管理値がシビアになったりします。
また、RC造は木造住宅よりも大規模な工事になることも多いので、品質管理の管理値や提出しなければならない書類が工事ごとに変わる点が重要なポイントです。
まとめ
今回は、木造住宅の施工管理経験からRC造の施工管理職にジョブチェンジしたら、どれくらい戦力になるのかを解説しました。
木造住宅の施工管理経験で得た「コミュニケーションスキル」「チームを先導するリーダーシップ」はRC造でも活かせますが、木造住宅とRC造では「材料の知識」「品質管理」で活かせないポイントもあります。
ただ、施工管理の基本的な考え方や業務内容は、構造形式が変わっても同じです。
RC造の施工管理へジョブチェンジする際は、木造住宅で得た施工管理経験に加えて、新しい知識の習得が必要になることを押さえておきましょう。
木造住宅からRC造へキャリアチェンジしたい方は、建設業界に特化した転職に強みがある当社にご相談ください。
本記事で気になる内容や不安なことなど、お気軽にお問い合わせくださいね!