外国人職人と信頼関係を作る第一歩

外国人職人と信頼関係を作る第一歩

こんにちは!転職博士です。

建設現場で活躍する職人は、日本人だけでなく外国人もいます。

ただ、外国人職人と一緒に仕事をする際、信頼関係の構築に悩んでしまうこともあります。

日本とは言語も文化も違うので、外国人職人への接し方は難しいですよね。

そこで今回は、外国人職人との信頼関係を築くための第一歩として、日本人との違いについて解説します。

良好なチームで仕事をするためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

建設業で活躍する外国人材の現状

建設業で活躍する外国人材は、2020年から2021年に減少したものの、2023年にかけて増加傾向にあります。

国土交通省「建設分野における外国人材の受入れ状況等について 令和6年7月8日」によると、2023年の建設業における外国人数は144,981人です。

2012年は13,102人なので、建設業における外国人数は11倍に増加したことがわかります。

また、特定技能外国人の国別受入状況を見ると、ベトナム・フィリピン・インドネシアから日本に来ている外国人が多いのが特徴です。

【参考】

国土交通省 東北地方整備局|建設分野における外国人材の受入れ状況等について 令和6年7月8日

外国人職人と日本人職人の違い

外国人職人と日本人職人の違いは、以下の通りです。

外国人職人と良好な関係を築くためにも、参考にしてみてくださいね!

対等な関係で仕事をしたい

外国人職人は、対等な関係で仕事をするのを好みます。

日本人職人は、年齢によって上下関係が生まれやすいのが特徴です。

たとえば、20代の現場技術者が50代の日本人職人と同じ現場で仕事をする場合、敬語で話しかけるのが一般的でしょう。

一方で外国人職人は、年齢に関係なく対等に接してほしいと考えているため、フラットな立場でコミュニケーションを取るのが良いですね。

指示通りに作業を進める

外国人職人は、指示通りに仕事を進めるのが特徴です。

「周りの雰囲気を察して仕事をする」

このように、周りの雰囲気を察して仕事をするのが当たり前と考えているのが日本人職人です。

一方で外国人は自分だけで判断せず、相手の指示を忠実に守る姿勢で仕事をします。

外国人職人は確認した上で仕事をする傾向があるので、作業の進み具合を把握しやすいのもメリットといえるでしょう。

生活習慣が異なる

外国人職人は、日本人職人と生活習慣が異なります。

たとえば、外国人職人の中には特定の宗教を信仰している方もいるでしょう。

信仰する宗教によって祈りの時間があるため、仕事を中断しなければなりません。

また、宗教によっては食事の制約があるので、食べられないものもあります。

宗教上の違いを理解した上で、外国人職人と接することが大切です。

まとめ

今回は、外国人職人と信頼関係を築くための第一歩として、日本人との違いを解説しました。

建設業で活躍する外国人材。

2012年以降増加傾向にあるため、今後も日本の建設現場で外国人職人が活躍することでしょう。

建設現場で大切なのが信頼関係の構築です。

外国人職人と良好な人間関係を築くためにも、まずは日本人との違いを理解することが大切です。

ぜひ、本記事を参考にしてみてくださいね!

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