現場で一番偉いのは誰か?
こんにちは!転職博士です。
建設現場では、現場を指揮する技術者、実際に作業をして構造物をつくる職人など、さまざまな人が関わって工事が進められています。
そんな中で、たびたび話題になるのが「現場で一番偉いのは誰か?」という疑問です。
そこで今回の記事では「現場技術者」「職人」「発注者」の3つの立場から、それぞれの「偉さ」や役割の重要性について解説します。
本記事を最後まで読むことで、建設現場のリアルを知るきっかけになるでしょう。
建設現場の仕事に挑戦したい方、業界未経験から建設業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
現場の指揮官!「現場技術者」が偉い説
現場で一番偉いのは、現場技術者だという考え方もできます。
現場技術者は、現場の工程管理・品質管理・安全管理・原価管理などの施工管理を行います。
現場全体を指揮・監督する立場であることから、チームを引っ張るリーダー的な存在の現場技術者。
現場技術者は発注者や職人と打ち合わせを行い、決められた工期内に工事を進めるというプレッシャーを感じることもあるでしょう。
また、万が一トラブルが発生した場合は、現場技術者がすべての責任を負わなければなりません。
実際につくる人がいなければ意味がない!「職人」が偉い説
現場では、発注図面通りに構造物をつくりあげる職人が偉いという考え方もあります。
発注者や現場技術者がいても、実際に手を動かして作業をする職人がいなければ、工事を進められません。
職人の高い技術力や経験があるからこそ、計画通りに工事ができるといえます。
さらに、職人は後世に残る仕事をしているともいえるでしょう。
工事を発注しなければ始まらない!「発注者」が偉い説
現場では、誰よりも発注者が偉いと考えることもあります。
そもそも工事の発注がなければ、建設プロジェクトは始まりません。
工事以外で考えてみると、理解しやすいでしょう。
たとえば、飲食店で食事をする場合は、提供する側(店舗)と購入する側(顧客)がいますね。
来店する顧客がいるからこそ、店舗の運営ができるといえるでしょう。
さらに建設プロジェクトは、数千万円や数億円などの巨額な費用がかかるので、受注者の売上を考えると発注者は欠かせない存在です。
まとめ
今回は「現場技術者」「職人」「発注者」の3つの立場から、現場で一番偉いのは誰かを解説しました。
「現場技術者」「職人」「発注者」のそれぞれが職務を全うするからこそ、1つの建設プロジェクトを遂行できるといえます。
”全員がプロとして、それぞれの役割を果たす”
建設現場の本当の魅力は、誇りを持っている人と一緒に仕事ができることかもしれませんね!
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