都市部の土地価格が高騰している理由

こんにちは!転職博士です。

土地価格という言葉を聞いたことはありますか?

実は、不動産市場においては取引時に大きく影響する土地価格。

土地価格には数種類ありますが、令和7年10月10日現在の都市部の土地価格が高騰していると話題になっています。

そこで今回の記事では、都市部の土地価格が高騰している理由を解説します。

不動産関連の仕事をしている方はもちろん、住宅やマンションなどの建築に関わる方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

土地価格の種類

「土地価格」には、以下の種類があります。

  • 実勢価格
  • 地価公示
  • 基準地価
  • 相続税路線価
  • 固定資産税路線価

どの土地価格を採用するのかについては目的によって変わりますが、土地価格の相場を調べるときは「地価公示」をチェックするのが一般的です。

地価公示とは、標準地の1m2当たりの価格のことです。

国土交通省の土地鑑定委員会は、毎年1月1日時点の標準地の正常な価格を判定し、3月に公示しています。

【参考】国土交通省|地価公示

都市部の土地価格はどうなっている?

都市部の土地価格について詳しく見ていきましょう!

今回は、三大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)の土地価格から、都市部の土地価格の動向を解説します。

国土交通省「令和7年地価公示の概要(令和7年3月)」によると、三大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)の地価動向は、4年連続で上昇しているとのこと。

さらに、商業地・住宅地のいずれも上昇し、上昇幅が拡大しています。

このように、土地価格は高騰していることがわかります。

【参考】国土交通省|令和7年地価公示の概要(令和7年3月)

都市部の土地価格が高騰している理由

都市部の土地価格が高騰しているのは、以下の理由が考えられます。

  • 住みたい人や建物を建てたい人が多い
  • 都市中心部や駅周辺の再開発が進んでいる
  • 外国人観光客(インバウンド)需要が高まっている
  • 投資目的で不動産を買う人が増えている

主に上記の理由から、都市部の土地価格が高騰しているといえます。

土地価格は経済と密接に関係があるため、影響要因を把握することも大切です。

まとめ

今回は、都市部の土地価格が高騰している理由を紹介しました。

都市部の土地価格は経済状況に左右されやすく、需要と供給のバランスによって価格変動率も変わるといえます。

ちなみに、三大都市圏の最高地価は以下の通りです。

【三大都市圏の最高地価】

三大都市圏最高地価(令和7年標準地価格)
東京圏5,900,000円/m2
大阪圏1,350,000円/m2
名古屋圏1,950,000円/m2

【参考】国土交通省|地価公示

一般財団法人 資産評価システム研究センターでは「全国地価マップ」を公表しています。

ご自身の住まいの地域や勤務地の土地価格についても、ぜひ調べてみてくださいね! 【参考】一般財団法人 資産評価システム研究センターでは|全国地価マップ

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